今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
好きなヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーが来年(2020年)12月に来日することが分かった。
詳細は以下の通り。
(画像はこちらのページよりお借りしました)
リブログ元の記事に書いた2019年7月の公演以来の来日である。
2020年12月1日(火)、2日(水)の2日間かけて、東京オペラシティでバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータを全曲演奏するよう。
彼女はこれらの曲をすでに録音していて名演となっており、今回の公演も大いに期待できる。
例によって平日の東京公演なのが難点だが…。
関西公演がありはしないだろうか。
なお、彼女のこれまでの来日公演は以下の通り。
1. 1996年
2. 2002年9月6日 京都コンサートホール チャイコフスキーの協奏曲(佐渡裕指揮京響)
3. 2003年4月1&6日 札幌&サントリーホール ブラームスの協奏曲(マゼール指揮バイエルン放送響)
4-a. 2004年4月9日 トッパンホール シューベルトの二重奏曲、ドビュッシーのソナタ、シューマンのソナタ第2番(オリヴァー・シュナイダー)
4-b. 2004年4月13日 フェスティバルホール ベートーヴェンの協奏曲(現田茂夫指揮大阪センチュリー響)
5. 2016年10月15&16日 東京オペラシティ&トッパンホール ドヴォルザークのソナチネ、シューベルトのソナチネ第1・3番、ブラームスのソナタ第3番(マルティン・ヘルムヒェン)
6. 2019年7月1&3日 アクロス福岡&サントリーホール ブラームスの協奏曲(ミヒャエル・ザンデルリング指揮ドレスデン・フィル)
他にもあるかもしれないが、今わかる限りこれだけ。
私が聴けたのは6のみ(その記事はこちら)。
4と5の間が12年空いたのでどうなることかと思ったが、その後は定期的に来てくれていて、ほっと一安心。
今後もぜひ末永く(?)来日してほしいものである。
―追記(2020/03/22)―
上記に加え、トッパンホールでの公演も発表されたので追記したい。
詳細は以下の通り。
2020/12/4(金) 19:00開演 (18:30開場)
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン、ピアノ)&
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 [ピアノ:ユリア・フィッシャー]
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタorパルティータ1曲(番号未定)
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
以上、トッパンホールのページより引用した(サイトはこちら)。
彼女はヴァイオリニストであるのみならず、ピアニストでもある。
彼女がヘルムヒェンとともに録音したシューベルトの「ピアノ連弾のための幻想曲D940」を聴く限り、彼女は素晴らしいシューベルト弾き。
ヴァイオリンはもちろんのこと、彼女の弾くシューベルトのピアノパートも聴き逃せない。
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