今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
好きなピアニストの石井楓子が、2019年9月にオーストリアのペルチャッハで開催された第26回ブラームス国際コンクールのピアノ部門で第3位入賞した旨を、先日書いた(その記事はこちら)。
その彼女が今度は、2019年10月にドイツのデトモルトで開催された第2回ブラームスピアノコンクールで、ついに優勝を果たしたとのこと。
おめでとうございます!
このデトモルトのブラームスコンクールは、ペルチャッハのものに比べると新しいが、テープ審査から本選まで5ラウンドもある本格的なコンクールのようで、ヨーロッパでの認知度は高いという。
優勝者への演奏会企画も充実しているようで、彼女のヨーロッパでの活躍の足掛かりになりそう。
また、「Klassik.com」というドイツ語のクラシック音楽関連ニュース記事によると(こちら)、なんとCD録音が予定されているとのこと。
録音される曲は、本選で演奏されたブラームスのピアノ協奏曲第2番だろうか。
あるいは彼女の得意曲、ブラームスの小品集op.119や、シューマンのダヴィッド同盟舞曲集あたりだろうか。
とても楽しみである。
なお、第2位は木林理絵という日本人ピアニストとのことである。
上述のペルチャッハのブラームスコンクールもそうだったが、本場ヨーロッパでの日本人ピアニストたちの活躍ぶりがすごい。
(画像はこちらのページよりお借りしました)
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