今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
好きなピアニスト、クレア・フアンチ(Claire Huangci)のインタビュー記事が、雑誌「音楽現代」の2019年5月号に掲載されていた。
それによると、彼女は本年新譜の録音を予定しているとのこと。
曲目は、ショパンのピアノ協奏曲第1番と、パデレフスキのピアノ協奏曲のようである。
これは楽しみ。
ショパンのほうは彼女の最も得意とする作曲家であり、曲も有名だが、パデレフスキのほうはマニアックな面白い選曲である。
彼女はこれまで、シューベルト/カバレフスキーの幻想曲 ヘ短調(ピアノ協奏曲版)や、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第6番など、なかなかに渋い協奏曲を選んで録音しており(それについて以前書いた記事はこちら)、いずれも名盤となっている。
今回のものも期待できそう。
また、同じ雑誌に、指揮者のテオドール・クルレンツィスとヴァイオリニストのパトリツィア・コパチンスカヤのインタビューも載っていた。
それによると、クルレンツィスはすでにベートーヴェンの交響曲第7番の録音を済ませたようである。
リズミカルで勢いのよい交響曲第7番は、クルレンツィスと相性抜群の曲だと思われる。
こちらも発売が待ち遠しい。
(画像はこちらのページからお借りしました)
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