今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
読者登録させていただいているブロガーの方の記事で知ったのだが、好きな指揮者テオドール・クルレンツィスが、手兵ムジカエテルナを率いて来年(2019年)のルツェルン音楽祭に出演するらしい。
それも、なんとモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作の抜粋(演奏会形式)をやるとのことである。
詳細は以下の通り。
2019年9月12日(木)~ 9月15日(日)・4日間 [4公演]
❖12日 「フィガロの結婚」 より抜粋 (演奏会形式) KKL午後6時30分開演
指揮: テオドール・クルレンツィス 管弦楽・合唱: ムジカエテルナ
伯爵夫人: ケイト・ロイヤル、 スザンナ: オルガ・クルチンスカ、 ケルビーノ: ポーラ・マリヒー
❖13日 ムジカエテルナ管弦楽団演奏会 KKL午後7時30分開演
指揮: テオドール・クルレンツィス メゾソプラノ: チェチーリア・バルトリ
モーツァルト のアリアと管弦楽曲 (曲目未定)
❖14日 「ドン・ジョヴァンニ」 より抜粋 (演奏会形式) KKL午後6時30分開演
指揮: テオドール・クルレンツィス 管弦楽・合唱: ムジカエテルナ
ドン・ジョヴァンニ: ディミトリス・ティリアコス、 ドンナ・アンナ: ナージェジダ・パヴロワ、 ツェルリーナ: クリスティーナ・ガンシュ
❖15日 「コジ・ファン・トゥッテ」 より抜粋 (演奏会形式) KKL午後6時30分開演
指揮: テオドール・クルレンツィス 管弦楽・合唱: ムジカエテルナ
フィオルディリージ: ニコレ・シュヴァリエ、 ドラベラ: ポーラ・マリヒー、 デズピーナ: チェチーリア・バルトリ、 グリエルモ: ナウエル・ディ・ピエロ、 ドン・アルフォンソ: フローリアン・ベッシュ
以上、他サイトより引用した(引用元のページはこちら)。
うーん、これは行きたくてたまらない。
クルレンツィス指揮ムジカエテルナによるモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作、つまり「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」のCDは、いずれも最高の名盤である。
どこを切り取っても溌剌としていて、それでいて大味になることなく、精巧な彫刻のような演奏となっている。
抜粋かつ演奏会形式とはいえ、彼の振るこの三部作の生演奏がたった4日間のうちに聴けるなんて、夢のようである。
行きたくて仕方ないけれど、ただ、ルツェルンである。
簡単には行くことができない。
まぁ、今回は抜粋かつ演奏会形式だし、少し中途半端といえばそうかもしれない。
いつか全曲オペラ上演を鑑賞するときの感動を取っておくために、今回はやめておこうか。
というのは完全に「酸っぱいぶどう」なのだけれど。
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