今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
本年10～11月にスイスで行われる2018年ジュネーヴ国際音楽コンクール（ピアノ部門）について、先日の記事で書いた（そのときの記事はこちら）。
ジュネーヴコンクールは、本年はピアノ部門のほかに、クラリネット部門も開催される。
せっかくなので、ここに出場者一覧を引用しておきたい。
Mr. Mattia ACETO （24 y.o., Italy）
Ms Claudia CAMARASA FORT （24 y.o., Spain）
Mr. Antonio CAPOLUPO （26 y.o., Italy）
Ms Yung-Yuan CHIANG （20 y.o., Taiwan）
Mr. Aron CHIESA （21 y.o., Italy）
Ms Minkyung CHU （17 y.o., South Korea）
Mr. Víctor DIAZ GUERRA （21 y.o., Spain）
Mr. Sergey ELETSKIY （28 y.o., Russian Federation）
Mr. Vitor Hugo FAMILIAR FERNANDES （23 y.o., Portugal）
Mr. Horacio FERREIRA （29 y.o., Portugal）
Mr. Carlos FERREIRA （24 y.o., Portugal）
Ms Anna GAGANE （25 y.o., Latvia）
Mr. Magnus HOLMANDER （24 y.o., Sweden）
Ms Tomomi INOUE （24 y.o., Japan）
Ms Youjin JUNG （23 y.o., South Korea）
Mr. Gilwoo KIM （25 y.o., South Korea）
Mr. Han KIM （22 y.o., South Korea）
Mr. Jinsu KIM （26 y.o., South Korea）
Mr. István KOHÁN （28 y.o., Hungary）
Mr. Chun-Yen LAI （24 y.o., Taiwan）
Mr. Lilian LEFEBVRE （22 y.o., France）
Mr. Nikita LIUTIKOV （26 y.o., Russian Federation）
Mr. Danila LUKIANOV （26 y.o., Russian Federation）
Mr. Shuqing LYU （24 y.o., China）
Mr. Matteo MASTROMARINO （22 y.o., Italy）
Ms Cristina MATEO SAEZ （22 y.o., Spain）
Ms Lauriane MAUDRY （22 y.o., France）
Mr. Mikhail MERING （26 y.o., Russian Federation）
Mr. Adrien PHILIPP （27 y.o., Switzerland）
Mr. Sérgio PIRES （22 y.o., Portugal）
Mr. Paolo POMA （29 y.o., Italy）
Mr. Giovanni PUNZI （29 y.o., Italy）
Mr. Raphael SEVERE （23 y.o., France）
Mr. Ange SIERAKOWSKI （22 y.o., France）
Mr. Kevin SPAGNOLO （22 y.o., Italy）
Mr. Gervasio TARRAGONA VALLI （29 y.o., Uruguay）
Mr. Nikita VAGANOV （29 y.o., Russian Federation）
Mr. Alexander VASILYEV （26 y.o., Russian Federation）
Mr. Amaury VIDUVIER （27 y.o., France）
Mr. Ivan VISHNEVSKY （21 y.o., Russian Federation）
Mr. Alexey VOVCHENKO （24 y.o., Russian Federation）
Ms Mio YAMASHITA （27 y.o., Japan）
以上、ジュネーヴコンクールの公式サイトより引用した（引用元のページはこちら）。
全42名。
普段、私はクラリネットのコンクールを全くチェックしておらず、この中に知っている人はいない。
ピアノのコンクールで見慣れているよりも、ヨーロッパ人のコンテスタントが多いような気がする。
ロシア8名、イタリア7名、スペイン／ポルトガル7名であり、ここまでで計22人、すでに過半数となっている。
一方、上述のピアノ部門のほうでは、全48名のうち韓国17名、日本8名、中国／香港／台湾6名であり、ここまでで計31名、すでに6割を超えている（因みにフランスも6名）。
西欧→東欧→東アジアというように隆盛の地が西から東へと移りつつあるピアノと違い、クラリネットではまだヨーロッパが中心地のまま、ということか。
楽器ごとに、コンクールにおけるコンテスタントの国籍を比較してみるのも、面白いかもしれない。
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