(クルレンツィス指揮ムジカエテルナの音源 ベートーヴェン 交響曲第2、5番) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

早いもので、今年も夏になり、ザルツブルク音楽祭がすでに始まっている。

私は行かないけれど、もし行くならばぜひとも聴きたいのが、好きな指揮者、テオドール・クルレンツィスによるベートーヴェン交響曲全曲ツィクルスである。

ただ、このツィクルスの公演はいずれも販売開始早々に完売したとのこと。

クルレンツィス、まだザルツブルク音楽祭に出演して2年目なのに、すでにもう大変な人気者である。

来年2月の来日公演のチケットの売れ行きもすごいみたいだが、日本だけではなく、ザルツブルクのような本場でも高く評価されているということなのだろう。

ファンとしては嬉しい限りである(人気が出すぎて、おいそれとは聴けなくなってしまうのは、少し寂しいけれど)。

 

 

そんなクルレンツィス指揮ムジカエテルナによるベートーヴェンの交響曲のうち、第2番と第5番がプロムス(ロンドンの夏のクラシック音楽祭)で演奏されたらしい。

ラジオ放送音源がネット上にアップされたため、聴いてみた。

 

音源はこちら

 

これは期待通り!

エネルギッシュで、ベートーヴェンにふさわしい力強さを十分にもっており、それでいてゴツゴツせずスマートで颯爽としていて、かつ工夫が凝らされ新鮮味がある。

決定的な名演。

彼らには、ベートーヴェンの交響曲全集を早く録音してほしいものである。

 

 

ちなみに、このラジオ放送音源は1ヶ月間の期間限定公開のようなので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。

 

 


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