(ヴィニツカヤの新譜 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きなピアニスト、アンナ・ヴィニツカヤの新譜が発売された(NMLApple MusicAmazon)。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番である。

詳細は下記のとおり。

 

 

ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op. 73

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30

ショスタコーヴィチ:7つの人形の踊り - 第5番 ワルツ・スケルツォ

 

アンナ・ヴィニツカヤ - Anna Vinnitskaya (ピアノ)

エドウィン・アウトウォーター - Edwin Outwater (指揮)

カラマズー交響楽団 - Kalamazoo Symphony Orchestra

録音: 11 November 2017, Miller Auditorium, Kalamazoo, Michigan, USA

 

 

ライヴ録音である。

録音の音質はやや硬め。

演奏はラフマニノフ風(迫力重視)というよりもプロコフィエフ風(キレ重視)であり、そのスタイルは第2番よりもこの第3番のほうが合っていると思う。

ただ、彼女の弾くプロコフィエフやショスタコーヴィチのピアノ協奏曲の素晴らしい出来栄えからすると、さらにもう一歩、特別なキレを望みたいところではある。

とはいえ、悪くない演奏である。

 

 

Brahms & Rachmaninoff (Live)

 

(画像はこちらのページからお借りしました)

 

 


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