今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。
好きなピアニスト、アンナ・ヴィニツカヤの新譜が発売された(NML/Apple Music/Amazon)。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番である。
詳細は下記のとおり。
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30
ショスタコーヴィチ:7つの人形の踊り - 第5番 ワルツ・スケルツォ
アンナ・ヴィニツカヤ - Anna Vinnitskaya (ピアノ)
エドウィン・アウトウォーター - Edwin Outwater (指揮)
カラマズー交響楽団 - Kalamazoo Symphony Orchestra
録音: 11 November 2017, Miller Auditorium, Kalamazoo, Michigan, USA
ライヴ録音である。
録音の音質はやや硬め。
演奏はラフマニノフ風(迫力重視)というよりもプロコフィエフ風(キレ重視)であり、そのスタイルは第2番よりもこの第3番のほうが合っていると思う。
ただ、彼女の弾くプロコフィエフやショスタコーヴィチのピアノ協奏曲の素晴らしい出来栄えからすると、さらにもう一歩、特別なキレを望みたいところではある。
とはいえ、悪くない演奏である。
(画像はこちらのページからお借りしました)
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