(古海行子 2018年秋の演奏会予定) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

ここ数日、好きなピアニストの演奏会予定について書いている。

今回もその流れで、古海行子の今秋のコンサート予定について書きたい。

 

 

 

 

 

2018年9月9日(日) 14時

サンポートホール高松 大ホール

大友直人 指揮、瀬戸フィルハーモニー交響楽団

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43

 

 

 

 

 

以上である。

今年3月の第4回高松国際ピアノコンクールで見事優勝した彼女(それについての記事はこちらなど)。

その高松への凱旋公演である。

コンクール優勝時に弾いたリストのコンチェルト第1番ではなく、今回はラフマニノフのパガニーニ狂詩曲を弾くとのこと。

若くしてすでに多くのコンチェルトをレパートリーにしていることが窺われる。

ぜひぜひ聴きに行きたいのだが、遠いようで近いけれども、近いようで遠い高松。

どうしたものだろうか…。

翌9月10日には、13時から古海行子によるお話(インタビュー?)というのもあるらしい。

 

 

なお、彼女の弾くパガニーニ狂詩曲の演奏動画がYouTubeにアップされている。

 

 

パガニーニ狂詩曲は35:30くらいから、有名な美しいメロディ(第18変奏)は52:30くらいから。

この演奏、オーケストラは恐るべき下手さなのだが(ごめんなさい!おそらくアマチュア)、ピアノは恐るべき上手さで、そのギャップが何ともいえず面白い。

楽器の配置も独特で、ピアノがオーケストラのかなり後方に配置され合わせにくそうである(音量のバランスとしてはこれくらいでちょうどよかったのかもしれない)。

曲の最後(1:01:30くらいから)、大きく盛り上がったのちに弱音でさらっと終わるのだが、そこでオーケストラとタイミングがずれてしまい、ニコッとするのがお茶目(彼女のミスではなくオーケストラが遅れているのだが)。

アンコールはストラヴィンスキーのエチュードop.7-4で(1:03:30くらいから)、これまた滅法うまい。

 

 

今回の高松公演は大友直人の指揮、瀬戸フィルハーモニー交響楽団の演奏であるため、ピアノだけでなくオーケストラのほうも万全のはずである。

 

 


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