(2018年リーズ国際ピアノコンクール 1次予選通過者発表) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

2018年9月にイギリスのリーズで行われる、リーズ国際ピアノコンクール。

ただし、1次予選の日程は早く、2018年4月にすでに行われた(詳細はこちらの記事へ)。

その結果が発表されたため、以下に引用したい。

 

 

 

 

 

Jean-Selim Abdelmoula (age: 27  Switzerland)

Evelyne Berezovsky (age: 27  United Kingdom)

Florian Caroubi (age: 28  France)

Sae Yoon Chon (age: 22  South Korea)

Anna Geniushene (age: 27  Russia)

Salih Can Gevrek (age: 26  Turkey)

Yilei Hao (age: 21  China)

Mario Häring (age: 28  Germany)

Wei-Ting Hsieh (age: 22  Taiwan)

Fuko Ishii (age: 27  Japan)

Aljoša Jurinić (age: 29  Croatia)

Yoonji Kim (age: 29  South Korea)

Taek Gi Lee (age: 21  South Korea)

Siqian Li (age: 25  China)

Eric Lu (age: 20  USA)

Alexia Mouza (age: 28  Greece / Venezuela)

Jinhyung Park (age: 22  South Korea)

Samson Tsoy (age: 29  Russia)

Chao Wang (age: 28  China)

Xinyuan Wang (age: 23  China)

Andrzej Wierciński (age: 22  Poland)

Yuchong Wu (age: 22  China)

Yuanfan Yang (age: 21  United Kingdom)

Pavel Zemen (age: 25  Czech Republic)

 

 

 

 

 

以上、リーズ国際ピアノコンクールのページより引用した(公式サイトはこちら)。

 

 

全68名もの出場者たち、それもすでに有名なピアニストも何人かいる中で、1次予選通過者は24名のみ。

その中に、石井楓子が入っている!

何とも嬉しいことである。

彼女が1次予選で弾いた曲は、ハイドンのピアノ・ソナタ第42番 ニ長調の第1楽章と、ブラームスの「4つの小品」op.119だったらしい。

ブラームスのop.119は、私も彼女の生演奏を聴いたけれど、本当に素晴らしかった(そのときの記事はこちら)。

あの感動的なブラームスが、きっと審査員たちの心をも打ったのだろう。

むべなるかな、である。

並みいる技巧派ピアニストたちの何人かを落としてまで彼女の音楽性を評価したリーズコンクールを、私は今回かなり見直した。

 

 

その他、1次予選通過者の中で私が注目しているコンテスタントは、Anna Geniushene、Yilei Hao、Aljoša Jurinić、Siqian Li、Alexia Mouza、Jinhyung Park、Yuanfan Yangあたり。

また、まだ知らないコンテスタントの中にも、きっとすごい人が何人かいるのだろう。

9月の2次予選が待ち遠しい。

 

 


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