(行ってみたい演奏会 その31 フルトヴェングラーのR.シュトラウス「エレクトラ」) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

「もしもタイムマシンがあったなら行ってみたい演奏会」シリーズの続きである。

これまで、フルトヴェングラーの指揮によるベートーヴェン、ヴァーグナー、ブラームス、ブルックナー、マーラーの実演を聴いてみたい、と色々妄想を書いてきて、R.シュトラウスまでたどり着いた。

今回は、R.シュトラウスの歌劇「エレクトラ」を取り上げたい。

 

 

フルトヴェングラーがその生涯で行った「エレクトラ」の公演は、以下の通りである。

 

①1933年3月22、29日、4月4、12日 ベルリン国立歌劇場での公演

②1934年2月14、21日、3月1日、6月15日 ベルリン国立歌劇場での公演

 

一応2シーズン連続、計8公演振っており、前回の記事で取り上げた「サロメ」よりは少し多い。

確かに、「エレクトラ」は重厚で劇的な作品であり、かつ最後は勝利の雄たけびで終わるということで、R.シュトラウスのオペラの中ではフルトヴェングラーに最も合った曲かもしれない。

上記公演のうちどれかを聴きに行けるならば、プレミエの

 

1933年3月22日、ベルリン国立歌劇場

指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

管弦楽:ベルリン国立歌劇場管弦楽団

プログラム

Strauss: Elektra

(Margarete Klose, Rose Pauly, Viorica Ursuleac, Marcel Wittrisch, Walter Grossmann)

 

にしておこうか。

 

 

ただしタイムマシンはまだないし、またこの演奏会のライヴ録音も残されておらず、別の機会に収録された音源等も「エレクトラ」については全く存在しない。

きっと名演だっただろうに、残念である。

まぁ、この時代に「エレクトラ」が録音されていたとしたら、逆に驚いてしまうけれど。

 

 


音楽(クラシック) ブログランキングへ

↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。