(行ってみたい演奏会 その19 フルトヴェングラーのブルックナー交響曲第4番) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

前回に引き続き、「もしもタイムマシンがあったなら行ってみたい演奏会」シリーズの続きである。

今回は、フルトヴェングラーの指揮によるブルックナーの交響曲第4番を取り上げたい。

今回もこれまでと同様、フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルの演奏による、ベルリンでの演奏会で、かつ1929~1934年頃に行われたもの(できれば1929年のもの)から探してみたいと思う(その理由はこちら)。

 

 

探してみると、下記の演奏会があった。

 

1932年11月24日、ベルリン

指揮:フルトヴェングラー

管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

プログラム

Mozart: die Zauberflöte, Overture

Mozart: Symphony No. 38

Bruckner: Symphony No. 4

 

モーツァルトの交響曲第38番「プラハ」については、前回のブルックナー交響曲第3番のコンサート(そのときの記事はこちら)と曲目がダブってしまっている。

けれど、まぁ仕方ない、いいことにしよう(エラそう)。

 

 

ただしタイムマシンはまだないし、またこの演奏会のライヴ録音も残されていないので、代わりに下記の録音を聴いた。

 

●モーツァルト:「魔笛」序曲 フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル 1951年8月1、6日ザルツブルクライヴ盤(Apple MusicCD

●ブルックナー:交響曲第4番 フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル 1951年10月29日ミュンヘンライヴ盤(NMLApple MusicCD

 

(なお、モーツァルトの交響曲第38番「プラハ」は、おそらくフルトヴェングラーによる録音が残されていないため割愛)

 

両曲ともベルリン・フィルとの録音は残されていないため(ブルックナーのほうは、欠落ありの録音なら存在するけれど)、代わりにウィーン・フィル盤を聴いた。

モーツァルトもブルックナーも、実に劇的で感動的な名演である。

モーツァルトのほうは、劇的すぎてベートーヴェンの交響曲のように聴こえるけれど、まぁご愛嬌ということで。

 

 


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