第11回リスト国際ピアノコンクール ファイナル | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

オランダのユトレヒトで、第11回リスト国際ピアノコンクールが開催された(公式サイトはこちら)。

セミファイナルが終了し(その記事はこちら)、そしてファイナルも終了した。

コンクールの演奏はネット配信されているが(こちらで聴ける)、結局まだ私は一つも聴いていない。

忘備録的に、ファイナルの結果をここに記しておきたい。

 

 

ファイナリストは、下記の3人。

 

Minsoo Hong (1993, South-Korea)

Dina Ivanova (1994, Russia)

Alexander Ullman (1991, United Kingdom)

 

そして、結果は、下記のようになった。

 

【ファイナル結果】

1位:Alexander Ullman (1991, United Kingdom)

2位:Minsoo Hong (1993, South-Korea)

3位:Dina Ivanova (1994, Russia)

 

聴衆賞:Dina Ivanova (1994, Russia)

 

プレス審査員賞:Sergey Belyavskiy (1993, Russia)

ジュニア審査員賞:Michelle Candotti (1996, Italy)

 

以上である。

 

 

ファイナルに残れなかったBelyavskiyだが、こうして受賞できたのは喜ばしい。

そしてファイナルの3人については、私は今回どの演奏も聴いていないので、審査の妥当性を判断することはできないけれど、2015年浜コンでのハイドンがなかなか好印象だったIvanovaは、今回のファイナルでは残念ながら3位だった(→と書いていたけれど、今回のDina Ivanovaと2015年浜コンに出場していたElizaveta Ivanovaは別人でした、間違えてしまい申し訳ありません)。

だが、彼女は聴衆賞を受賞した。
クライバーンコンクールでのRachel Cheungといい、ARDコンクールでのFabian Müllerといい、私の好みと聴衆賞は重なることが多い。

昨日の、日本音楽コンクールのヴァイオリン部門本選でもそうだった(ただし昨日の場合は、実際の優勝も重なっていたが)。

 

ともあれ、リストコンクール、気づいたら終わってしまっていた。

ネット配信は、気が向いたときに少しずつでも聴いていきたい。

 

 


音楽(クラシック) ブログランキングへ

↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。