3年Z組銀八先生 16 | 銀さんのリアルなつぶやきブログ

銀さんのリアルなつぶやきブログ

内容はほとんどリアルのことばっかなのでまぁ興味あったらみちゃって~

今日は新巻出たァァァ!!


さっそく買ってきました!!


いや~、おもしろかったですね~


最近笑いばっかりですね


たまには最後はいい話で終わるような内容が


でてくれたらうれしいですけどね


蓮蓬編はおもしろかったですよ


最後感動で終わるとおもいきや・・・の展開でした


まぁ 「続きからだぜ」(銀さん風・・・・・・?)


                        *


「つーわけで、カンニングだ」


銀八は新しい煙草をくわえて、言った。


「お前ら、なんかいいやり方ねーか?」


担任の問いかけに、クラス中がひとまずウームシンキングタイムに入った。


カンニング。


実際にやるとなると、これがなかなかいい案が出てこない。


いや、カンニングという行為そのものは簡単だ。


筆箱や消しゴムのケースに答えを書いたり、隣の者と答えを教え合ったり・・・・・・


古来より定番となっている手法がいくつかある。


だが、今回の場合は、クラス全員が高得点を上げる、という条件がついている。


一人ないし数人が良い点を取っても仕方がないのだ。


全員が情報を共有できる方法を探らないと意味がない。


やがて、土方くんが挙手した。


「先生、こういうのはどうすか」


「言ってみろ」


銀八に指され、土方くんは説明した。  


「マヨネーズを使うんですよ。マヨネーズで黒板に答えを書いておく。で、それをテストが始まる前に拭き取っておくんです。そうすりゃ、こう、光の加減でテラテラ光って、こう、いいあんばいに文字が見えるんじゃないかと―」


「ほかねーか?ほか」と土方くんから目をそらす銀八。


「もう却下かよ!ちょっとぐらい検討してくれてもいいじゃないすか!」


「バッカ。そんなマヨネーズ王国のやり方が通用するわけねーだろうが」


土方さんが不服そうに黙り、かわりに沖田くんが立ち上がる。


「先生!こういうのはどうですか」


「言ってみろ」


「試験監督の教師を銃器で殴打して昏倒させるか、もしくはクロロホルムで眠らせてから―」


「ほかねーか、ほか」


「じゃあよ、先生!」と今度は近藤くんだ。


「全員が手話教室で手話をマスターするっていうのはどうすか。それで答えを教え合えば―」


「ほかねーか、ほか。あんだろー」


「先生!」と、ここで勢いよく立ち上がったのが神楽ちゃんだ。


「いい方法があるアル!」


「あるある?ま、いい。言ってみろ」


「このクラスの中だけで作戦を遂行しようとするから難しいアル。だから外部の力を借りるというのはどうでげしょう」


「ほう」と銀八は興味を示した。


「やっとマトモそうな意見が出たじゃねーか。具体的にどうやんだ?」


クヒヒ、と笑ってから神楽ちゃんは説明した。


「この学校には定春という犬がいるアル。定春を使えばいいネ」


神楽ちゃんのいう定春とは、どこの学校にもつきものの迷い犬のことだ。


いつのまにか銀魂高校迷い込んでいて、


いつのまにか住み着いてしまった犬―定春。


これがなぜか神楽ちゃんになついていて、


定春という名前も神楽ちゃんによって命名されたもの。


でもって、この定春、なぜかヒグマ並みの巨体を誇っていて、


隙あらば人の頭を齧る(かじる)というお茶目さんでもあるのだが・・・・・・。


「おー、あの犬な。あれをどー使うんだ?」と銀八。


「校庭から定春に吠えてもらうアル。ガウと一回吠えれば、答えはA。ガウガウなら、答えはBみたいに」


「なるほどなー」銀八は嘆息しながら言った。


「そうかー、あの犬になー、吠えてもらうってかー、そうかー、でもよー、誰が定春に答えを教えんだ?てか、あの犬にそんな細かい芸当できんのか?誰が仕込むんだ?もうちょっとよー、考えてからモノいおうぜ、チャイナ娘さんよー」


「わかってんのか、チャイナ娘さんよぉ!」と新八の胸倉をつかむ神楽ちゃん。


「いや、あんただから!『チャイナ』も『娘』も該当してんのあんただから!」


眼鏡をずり落としながら、新八は悲鳴を上げる。


「つーか、おめーら、マジでババロアみてーな脳味噌なんじゃねーか?ちったーマシな案ねーのかよ」


焦れてきたのか、銀八は苛立ちを隠そうともせずに言う。


「例えばよぉ、志村妙。お前、ポンポーンと教師の二、三人相手に肉体接待してくれよ。そうすりゃ事前にテストの問題教えてくれんじゃ―」


銀八が言い終わらないうちに、妙のいる方向からなにかが発射された。


超高速で飛来したそれ―シャーペンは、銀八の頬(ほお)を掠(かす)めて黒板に突き立った。


ドカッという刺突音のあと、


「ふふふ、先生ったら。次は外しませんよ」


コンパスを構えた妙が微笑む。


「いや、あの、すいませんでした・・・・・・。俺もなんかパンチの利いた意見つーか、ほんとすんませんでした」


引きつった顔で詫びる銀八。


そのとき、ふと新八はあることに気づいた。待てよ・・・・・・。


カンニングの方法を考えるのもいいが、


僕たちは肝心なことを忘れているんではなかろうか。


「あの、ちょっといいでしょうか」


いって、新八は立ち上がった。


「なんだ、ツッコミ」と担任。


「役割で言うな!名を言え、名を」


軽くキレてから、新八は続けた。


「あの、よくよく考えたら僕たち、大事なことを一つ忘れてるような気がするんですけど」


「なんすかなんすか、急に名探偵すか、ツッコミ地味眼鏡くん」と神楽ちゃん。


「地味っつったな?今、地味っつったよな?」


チャイナ娘にタイマンを挑もうかと思ったが、ここは耐えて、話を続ける。―


                        *


                                      つづく


最近区切るとこなくて以上に長くなるんだよなぁ~


たまに短くなるかも


ではでは~