今日は新巻出たァァァ!!
さっそく買ってきました!!
いや~、おもしろかったですね~
最近笑いばっかりですね
たまには最後はいい話で終わるような内容が
でてくれたらうれしいですけどね
蓮蓬編はおもしろかったですよ
最後感動で終わるとおもいきや・・・の展開でした
まぁ 「続きからだぜ」(銀さん風・・・・・・?)
*
「つーわけで、カンニングだ」
銀八は新しい煙草をくわえて、言った。
「お前ら、なんかいいやり方ねーか?」
担任の問いかけに、クラス中がひとまずウームシンキングタイムに入った。
カンニング。
実際にやるとなると、これがなかなかいい案が出てこない。
いや、カンニングという行為そのものは簡単だ。
筆箱や消しゴムのケースに答えを書いたり、隣の者と答えを教え合ったり・・・・・・
古来より定番となっている手法がいくつかある。
だが、今回の場合は、クラス全員が高得点を上げる、という条件がついている。
一人ないし数人が良い点を取っても仕方がないのだ。
全員が情報を共有できる方法を探らないと意味がない。
やがて、土方くんが挙手した。
「先生、こういうのはどうすか」
「言ってみろ」
銀八に指され、土方くんは説明した。
「マヨネーズを使うんですよ。マヨネーズで黒板に答えを書いておく。で、それをテストが始まる前に拭き取っておくんです。そうすりゃ、こう、光の加減でテラテラ光って、こう、いいあんばいに文字が見えるんじゃないかと―」
「ほかねーか?ほか」と土方くんから目をそらす銀八。
「もう却下かよ!ちょっとぐらい検討してくれてもいいじゃないすか!」
「バッカ。そんなマヨネーズ王国のやり方が通用するわけねーだろうが」
土方さんが不服そうに黙り、かわりに沖田くんが立ち上がる。
「先生!こういうのはどうですか」
「言ってみろ」
「試験監督の教師を銃器で殴打して昏倒させるか、もしくはクロロホルムで眠らせてから―」
「ほかねーか、ほか」
「じゃあよ、先生!」と今度は近藤くんだ。
「全員が手話教室で手話をマスターするっていうのはどうすか。それで答えを教え合えば―」
「ほかねーか、ほか。あんだろー」
「先生!」と、ここで勢いよく立ち上がったのが神楽ちゃんだ。
「いい方法があるアル!」
「あるある?ま、いい。言ってみろ」
「このクラスの中だけで作戦を遂行しようとするから難しいアル。だから外部の力を借りるというのはどうでげしょう」
「ほう」と銀八は興味を示した。
「やっとマトモそうな意見が出たじゃねーか。具体的にどうやんだ?」
クヒヒ、と笑ってから神楽ちゃんは説明した。
「この学校には定春という犬がいるアル。定春を使えばいいネ」
神楽ちゃんのいう定春とは、どこの学校にもつきものの迷い犬のことだ。
いつのまにか銀魂高校迷い込んでいて、
いつのまにか住み着いてしまった犬―定春。
これがなぜか神楽ちゃんになついていて、
定春という名前も神楽ちゃんによって命名されたもの。
でもって、この定春、なぜかヒグマ並みの巨体を誇っていて、
隙あらば人の頭を齧る(かじる)というお茶目さんでもあるのだが・・・・・・。
「おー、あの犬な。あれをどー使うんだ?」と銀八。
「校庭から定春に吠えてもらうアル。ガウと一回吠えれば、答えはA。ガウガウなら、答えはBみたいに」
「なるほどなー」銀八は嘆息しながら言った。
「そうかー、あの犬になー、吠えてもらうってかー、そうかー、でもよー、誰が定春に答えを教えんだ?てか、あの犬にそんな細かい芸当できんのか?誰が仕込むんだ?もうちょっとよー、考えてからモノいおうぜ、チャイナ娘さんよー」
「わかってんのか、チャイナ娘さんよぉ!」と新八の胸倉をつかむ神楽ちゃん。
「いや、あんただから!『チャイナ』も『娘』も該当してんのあんただから!」
眼鏡をずり落としながら、新八は悲鳴を上げる。
「つーか、おめーら、マジでババロアみてーな脳味噌なんじゃねーか?ちったーマシな案ねーのかよ」
焦れてきたのか、銀八は苛立ちを隠そうともせずに言う。
「例えばよぉ、志村妙。お前、ポンポーンと教師の二、三人相手に肉体接待してくれよ。そうすりゃ事前にテストの問題教えてくれんじゃ―」
銀八が言い終わらないうちに、妙のいる方向からなにかが発射された。
超高速で飛来したそれ―シャーペンは、銀八の頬(ほお)を掠(かす)めて黒板に突き立った。
ドカッという刺突音のあと、
「ふふふ、先生ったら。次は外しませんよ」
コンパスを構えた妙が微笑む。
「いや、あの、すいませんでした・・・・・・。俺もなんかパンチの利いた意見つーか、ほんとすんませんでした」
引きつった顔で詫びる銀八。
そのとき、ふと新八はあることに気づいた。待てよ・・・・・・。
カンニングの方法を考えるのもいいが、
僕たちは肝心なことを忘れているんではなかろうか。
「あの、ちょっといいでしょうか」
いって、新八は立ち上がった。
「なんだ、ツッコミ」と担任。
「役割で言うな!名を言え、名を」
軽くキレてから、新八は続けた。
「あの、よくよく考えたら僕たち、大事なことを一つ忘れてるような気がするんですけど」
「なんすかなんすか、急に名探偵すか、ツッコミ地味眼鏡くん」と神楽ちゃん。
「地味っつったな?今、地味っつったよな?」
チャイナ娘にタイマンを挑もうかと思ったが、ここは耐えて、話を続ける。―
*
つづく
最近区切るとこなくて以上に長くなるんだよなぁ~
たまに短くなるかも
ではでは~