前の続きなんでわからない人は1をみてください
*
午前8時40分。あと5分ほどで朝のホームルームが始まろうという時間。
新八は自分の席で頬杖(ほおづえ)をつき、クラスメイトの様子を眺めていた。
大半の生徒は自分の席を離れ、ワイワイと騒いでいる。
教師のいない教室は生徒のもの。
だから、騒がしいのは当然なのではあるが・・・・・・。
それにしてもウチのクラスって、と新八は思うのだった。
変な奴、多すぎないか?
例えば、新八のいる席から一列おいた左の席では―。
「てめっ、なーに私のタコ様ウィンナー勝手に食ってくれてんだよ、おーコルァ!」
中国からの留学生、神楽ちゃんが、朝っぱらから怒りまくっている。
見た目は可愛らしい女の子なのに、今はヤンキーのような首の曲げっぷりである。
どうやら早弁していたところ、クラスメイトにオカズのウィンナーを盗み食いされたらしい。
つーかさ、神楽ちゃん・・・・・・と新八は呆れ顔になる。
この時間から早弁って、それ早すぎでしょーが。
で、「タコさん」じゃなくて「タコ様」っていう呼び方も謎だし!
志村新八、趣味はツッコミです。というわけでは決してないけれど、
エキセントリックなご学友が多い環境だと、ついついツッコんでしまう。
これが新八の悲しい性(さが)。
「ウィンナー食ワレタグライデ、ガタガタウルサイネ。私ノ国ニハ『タコサンウィンナーハ皆ノ物。ムヤミヤタラト判子ヲ押スナ』ッテイウ格言ガアルネ」
神楽ちゃんにそう返しているのが、こちらも留学生のキャサリンだ。
りりしい眉に厚ぼったい唇のミョーに濃い顔。
なのに猫耳を生やした、あまりと言えばあまりに乱暴なビジュアルの女子生徒。
「ワケわかんねー格言持ち出してんじゃねー!だったら言ってやるけど、私の生まれた国には『猫耳女は即死刑。好きな色はベージュです』ってのがあんだよ!あとタコさんじゃなくてタコ様だ!」
と吠えまくる神楽ちゃん。だからそのタコに対するこだわりはなによ?
いや、ウィンナーに対するこだわりなのかな。どっちでもいいけど。
さて、神楽ちゃんとキャサリンの国際色豊かな茶番の左隣では、
風紀委員の沖田総悟くんが、後ろの席にいる、
同じく風紀委員の土方十四郎くんとなにやら話している。
栗色のサラサラヘアに円(つぶ)らな瞳、涼やかで甘いマスクの沖田くんに対し、
無造作ヘアに鋭い双眸(そうぼう)の土方くん。
この二人、ビジュアル的にかなりの高ポイントなのだが、
そこは3年Z組の生徒であるからして、会話もこんな具合―
つづく~
なんか 区切りないんでどこで区切ればいいのかわかりません
中途半端ですが 気にせずお願いしま~す
では~~