最近、友人から「レイキって実は臼井先生が創ったものじゃないんだって?」と言われてびっくりしました。
どういうことかと詳しく聞くと、レイキの創始者である臼井甕男氏が「臼井霊気療法」を作る以前に、「霊気療法」を行っている人がいたことが文献で分かったとのこと。
・・・その話を聞いて脱力しました(@ ̄Д ̄@;)
そりゃあ、臼井甕男氏以前に「霊気療法」を行っている人がいたっておかしくないでしょうよ。
だって「霊気」って言う言葉は固有名詞ではなく、一般名詞ですよ。
深山幽谷、あるいは神社や寺の雰囲気を「霊気に満ちている」とか表現するように、もともと「レイキ」というヒーリング技術をさす固有名詞ではありません。
「霊気」とは神秘的な雰囲気とか神聖な気などを意味している言葉などで、海外では霊気=REIKI=宇宙エネルギーと訳されています。
臼井甕男氏が「臼井霊気療法」を始めた大正時代は、いわゆる「霊術」というものがブームだったころで、そこで「霊気」とか「霊気療法」という言葉もいくつかの流派、団体で使われていたようです。
だから「臼井霊気療法」と自分の名前を「霊気療法」という名前に冠して、「臼井式」であることを名乗ったわけです。
結局のところ、「霊気療法」という言葉を最初に使ったのは臼井甕男氏ではないという話が、何故か今回のような話になってしまったようです。
友人によると、この話はあるレイキ・ティーチャーから聞いた話だそうです。・・・やれやれ。
そういえばレイキが日本に逆輸入されてきた当初、レイキは古代チベットに起源を持ち、その技術を臼井甕男氏が「再発見」したとか言われてましたね。
創始者ではなく再発見者というのが何とも変な感じがします。
もちろんこれは西洋で創作された神話で、創始者の臼井甕男氏も西洋にレイキを伝えた林忠次郎氏も一言もそんなことは語っていません。
おそらくはレイキの神秘性を深めるために作った話なのでしょう。
確かに「1922年に日本で創始された」という事実の起源では、神秘性も権威も今ひとつ足りないかもしれませんからね(^▽^;)
それにしてもレイキの起源とされた「古代チベット」ってどんな文明のことをさしているんでしょうね?
バーバラ・レイ(おそらくはこの話を創作した人)によると「八千年以上も昔の古代チベット」だそうですが、そんな昔にチベットに栄えていた文明を不幸にして僕は知りません。
(ちなみにチベット最初の王朝は紀元前500年頃成立といわれています)
バーバラ・レイは古代文明の学者でもあるそうですが、空想でこの話を語っているとしか思えませんね。
