皆さんこんにちは、海外事業部の平良です。
6月よりサイクロン復興事業実施のため、モザンビーク共和国に駐在し、サイクロン被災者の再定住地における医療体制の改善事業を行っています
このブログでは、前回のモザンビークでの生活の紹介に引き続き、同国におけるコロナ対策やPCR検査の様子をご紹介します。
モザンビーク共和国でのコロナ対策
都市部におけるスーパーマーケットや銀行、役所の入り口には、建物に入る方全員に手指消毒と検温を行う係員が常駐し、感染対策を徹底しています。
マスクも至る所で売られていて、町に行き交う人の多くはマスクをしています。
PCR検査
首都マプトの私立病院やクリニックでは、24時間後に結果を受け取る事ができます。
陰性証明書発行手数料込みの検査料金は、約8,600円(5,000MZN)と安くはありませんが、
約13,000円(7,500MZN)払うと滞在先のホテルまで出張PCR検査をしてくれる病院もあり、検査を受ける環境は充実しています。
しかし滞在地のベイラは、首都マプトから空路で1時間半の場所に位置するため、結果を受け取るのに早くて2日要します。
公立病院ではPCR検査を無料で受ける事ができますが、結果を受け取るのは1~2週間もかかります。
陽性だった場合は1週間ほどで陽性を知らせる電話がかかってくるそうです。その結果を受けるまでの間に、特に陽性でも無症状の人は多くの人に感染させてしまうリスクがあると思うのですが…これが現実です。
早く結果を受け取りたい場合は、私立病院やクリニックに行く必要がありますが、検査料金がかかってしまうため、多くのモザンビーク人は公立病院で受検します。
私は2021年8月に首都マプトの病院でPCR検査を受けました。その時の流れをご紹介します。
まずは番号札と質問票を受け取り、番号札順に呼ばれるのを待ちつつ質問票に記入
質問票はポルトガル語なので、翻訳アプリを駆使しながら記入していたら、ちょうど同じタイミングで検査を受けに来ていた方が英訳してくださり、そのおかげでスムーズに記入する事ができました。
質問票を提出し、検査料金を支払う
ここで、「ワクチンは打ちましたか?」 「PCR検査は渡航目的ですか?」などの質問を口頭でも受け、
これまたポルトガル語で、「ごめんなさい、英語でお願いします」と言っていたら、先ほどの方が英訳してくれ、無事質問にも答えられました
いざ受検
検査方法は鼻咽頭ぬぐい方式。
日本出国時のPCR検査もそうでしたが、容赦なくグリグリされて痛いです
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翌朝に結果受取り
領収書を持って病院へ行き、結果を受け取ります。
こうしてPCR検査もなんとか無事に受けることができました。
以上、モザンビーク滞在記(コロナ対策とPCR検査編)でした!
グッドネーバーズ・ジャパンのモザンビークでの活動もご覧ください。