7月28日
報告者:神谷
震災から4ヶ月半。瓦礫撤去は進み、仮設住宅に入居する人も日々増えています。
いくつかの避難所は既に閉鎖され、残っている避難所も縮小傾向にあります。インフラの整備も進み、町中から次々と仮設トイレが無くなっています。
こうしたハード面での進展と共に、被災した人の心にも「復興」を感じさせられる場面に、多く遭遇するようになってきました。
7月23日土曜日。夕暮れ時に、大槌町にあるおさなご幼稚園にて、「夕涼み会」が行われました。(被災して浴衣が無くなった子どもには、全国の皆さんから送って頂いた浴衣を贈りました。
甲東幼稚園浴衣贈与報告
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この会は毎年夏休みに入るこの時期に開催されていましたが、震災直後は、この夕涼み会が開催出来るようになるなんて、夢の又夢。
グッドネーバーズ・ジャパンは、5月にこの園で「お母さんと子どものフリーバザー 」を行いましたが、それも、この「夕涼み会が今年は出来ないかも…」と寂しそうに話されていた先生方の様子から、アイディアを膨らませていったものです。
でも、震災から4ヶ月半経った今、おさなご幼稚園は見事に自力で、例年通りの「夕涼み会」を開催させるまでになっていました。
屋内でのバザーやゲームコーナーに加え、園庭では焼き鳥、おでん、かき氷、ビール!などの屋台も出て、地元の人も遊びにきて大盛況です。
そして、皆、屋台でお腹いっぱいになった後は、園児達の練習の成果、盆踊りのお披露目です。一緒に踊っている先生方が一番張り切って
います(笑)。
そして、会の閉めは、花火
!園児のお父さん達の協力のもと、沢山の花火が打ち上がります。
屋台で食事をして、夕暮れ時に花火を見ている間、ここが被災地だという事を忘れさせてくれる、本当に穏やかな時間が流れていました。
この会に参加して、私が一番嬉しかったのは、被災した園が「自力で」こういうイベントを出来るまでになっている事です。
もちろん、その陰には先生方や協力してくれる地元の方の多大なる努力があります。それでも、外部団体に頼らずに、「例年通りのイベント」を開催するまでになった園や被災地の方々を見て、嬉しくて、頼もしくて、そして逆に勇気をもらいました。![]()
そして、私たちが行う復興支援も、被災地やそれぞれ被災された方の歩みに沿って変えていかなければと感じます。
やってあげる事」「物を提供する事」は簡単です。でもそれが、「自己満足」で終わっていないか、「次のステップへと繋がっている」のか 、常に自分たちの活動を振り返りつつ、更なる復興支援をしていきたいと考えています。

