鮭P 第4弾―まぼろしの鮭 編― | グッドネーバーズ・ジャパンのブログ

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7月27日

報告者:神谷


去る日、鮭P第4弾を行いました。今回は、グッドネーバーズ・ジャパン史上発の80人のボラさんが集合!!そして、もちろん鮭P自体には、他団体さんも加わるので、両日とも総勢200名以上のボラさんが鮭Pに参戦しました。


今回のターゲットは、小鎚川(皆さん!小鎚川の「」は大槌町の「」とは違うのです。知っていましたか??? と、ちょっと自慢べーっだ!)ちなみに、大槌川は大槌町と同じ漢字です。ややこしーショック!)。


小鎚川では、8月11日に精霊流しをする計画も持ち上がっており、鮭の為だけでなく、その精霊流しを奇麗な川でやらせてあげたいとの思いもあります。

小鎚川は、川幅も狭く、水深の深い所も限られているため、今回は「水中部隊」を編成(全員、男子)。釣師のはくような「胴長」を身につけてもらい、いざ出陣ビックリマーク最初は服が濡れないように気にするメンバーも、すぐに全身ずぶ濡れで作業を進めていきます。

陸上部隊」は、水中部隊のもってくるゴミの収集や、河川敷のゴミ・瓦礫拾い。そして、ここでも出ました。恐怖の「土手越え ゴミ出し叫び全てのゴミは、土手の上まで運んで下さい」と話す私の顔を、恨めしそうな顔で眺めるボラさん。でも、私はそんな事では負けません。地元のため、河川のため、遡上してくる鮭の為、必要な事は何でもボラさんにやってもらいます。



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ゴミをバケツリレー中

初日の最後の方には、またもや「大物ゲットメラメラに燃える男子軍団。どうやら、「大物の瓦礫」には、男のロマンをくすぐる何かがあるようです。あきれつつ、「母親目線」でそんな男子を見守る女性ボラさん達もいました星


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大物の瓦礫ゲット


二日目には、水中のゴミを若干取りきれない部分があり、それが気になっていたボラさんもいました。が、翌週、水量が激減していたので、殆どの取り残しのゴミをゲット出来ましたのでご安心下さい。左下矢印


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翌週、取り残しのゴミをゲット
ここに、沢山のゴミが引っかかって溜まっていましたが、今はほぼ全てを撤去完了OK


そして、なんと「鮭らしき魚」を発見!!

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鮭らしき魚ゲット(写真は死んでしまっていました)

惜しくも死んでいた魚もありましたが、生きて「遡上中DASH!」の物も!後日、それを漁協の方に見てもらうと、「サクラマス」である事が判明。遡上する時期的にも合っており、「良い傾向だ!」と普段は無口な漁協の黒澤さんの顔に微笑みが…思わず、こっちまで微笑んでしまいます。ラブラブ!


今回の活動後に、ボランティアさんとお話する機会がありました。皆、いろいろな思いを胸に現地入りしますが、その思いを語り合う事で、私も新しいエネルギーを貰いました!いろいろ語ってくれたボラさん、本当にありがとうございますビックリマーク


今回、意外にも沢山聞かれた声が、「なぜ住民の人も、河川清掃に参加しないのか?」です。多分、河川清掃をしている最中に、住民の方々と道ですれ違ったり、コンビニで見かけたりして、「なぜ、『』そうな住民の人が、自分たちの町の川である河川清掃に参加していないで、遠い所から来ている自分たちがやっているの?」と感じたのではと思います。
これに関しては、様々な意見や事情があり、私が被災地や被災している人全ての代弁をする事は出来ません。


ただ一つ伝えたい事は、ボランティアさんにとって「被災地入りして、ボランティア活動」する事は、「特別なイベント」であるけれど、ここに住んでいる住人の方にとっては、その時間は、本当に日常の一部でしかありません。
だから、たまたまボラさんが被災地で活動している数時間で見かけた風景だけで、「被災地はこうだから」「被災者の人はこうだった」と決めないで欲しいと思っています。


又、「被災者さんの人と触れ合いたい。地元の人から被災の時の話など聞けると、ボランティアの士気もあがる」という声もありましたが、これにも、私は違和感を覚えます。
それを目的にくるボランティアさんは、「ボランティア活動」というイベントを求めて来るのであって、本来の意味での被災地の為の活動をしに来ているのでは無いと思います。 「被災の経験を話したい」というのは、被災した人から出てくる事ではあっても、決してこちらから要求するべき事ではありません。


「被災者の心に寄り添った活動」、「被災した方々が普通の暮らし」を送れるようにするのが、ボランティア活動の目的ならば、「そっとしといてあげる」事も大切なのでは、と思う事が有ります。


ボランティアさんは、それぞれがいろいろな想いを胸に、それぞれの日常に戻られたと思います。そして、被災地の人々は、ボランティアさんにとっては「特別な場所=被災地」という日常で今この瞬間も暮らしています。それが、どういう事なのが、私たちと一緒に、ボランティアさん一人一人にも考えていって欲しいと思っています。