あなたの上司はどちら?上司のリーダーシップの取り方2つのタイプ | 仕事で怒られなくなる技術|職場でストレスなく快適に過ごす方法

仕事で怒られなくなる技術|職場でストレスなく快適に過ごす方法

上司や得意先に怒られてばかりで「自分はダメなやつだ」と落ち込んでいませんか?
でも安心してください。
あなたは他の人より、ちょっとだけ怒られやすい言動の癖があるだけなんです。
決して「ダメな人」なんかじゃありません。
仕事で怒られなくなる方法を紹介します。

かいところまで指示されすぎてやりにくい

 

もしくは、

 

指示が具体的じゃなくてなんだか少し物足りない

 

 

上司に対してそう感じたことはありませんか?

 

実は、これはある程度しょうがないことなのです。

なぜそう感じるのでしょうか?

 

このメカニズムがわかるようになると、

あなたと上司のコミュニケーションが取りやすくなり、

あなたが感じるストレスも小さくなります。

 

ですから、あなたの上司のことを考えながら、

今回の話を聞いてください。

 

まず、人間には、

2種類のリーダーシップの取り方があります。

 

それは、

 

1)タスク志向型

→部下へ具体的な指示を出すが、あまり人間関係の構築を重視しないタイプ

 

2)人間関係志向型

→部下との人間関係構築を重視して、部下への指示は具体的ではないタイプ

 

の二つです。

 

これは、フレッド・フィードラーという研究者によって発見されました。

 

人によって、このどちらを得意としているかが、全く異なります。

また、状況によって、どちらのリーダーシップの取り方の方がいいのか変わってきます。

 

上司の信頼が高く、やることが明確である職場なら、

タスク志向型が生産性がよくなり、

 

上司の信頼が高くなく、個人の自主性が重要な職場なら

人間関係志向型の方が生産性がよくなります

 

タスク志向型と人間関係志向型は、まったく考え方が違います。

ですから、仕事のやり方も全く異なります。

 

もし、

 

部下であるあなたがタスク志向型なのに、

上司が人間関係志向型なら、

なんとなく物足りなさを感じるでしょうし、

 

あなたが人間関係志向型で

上司がタスク志向型なら

きゅうくつさを感じるでしょう。

 

この通り、あなたのリーダーシップの型と

上司のリーダーシップの型が異なると、

不満足さを感じやすいのです。

 

とはいえ、

 

他人のタイプを変えることも、

自分のタイプも変えることもそう簡単にできません。

 

「じゃあ、結局我慢するしかないんですか?」

 

そういうわけではありません。

 

私が言いたいのは、

 

「人間のリーダーシップの取り方が

違うことを理解する」

 

ということです。

 

「相手は私と違う。

考えていることも感じることも全く違う。

それは当然なこと」

 

この認識を持つだけで、

あなたのストレスはかなり減ります。

 

考え方が違うことも、

やり方が理解できないことも、

 

全て仕方がないことなんです。

 

あなたがやるべきことは、

それを理解して、意識することです。

 

そうすれば、上司の苦手なところや、

足りない部分をフォローすることができます。

 

上司がタスク志向型なら、

お互いにやるべきことを

具体的に確認しながら仕事を進めるのが

うまくいくでしょう。

 

仲良くなりたい場合は、

こちらから働きかけないと

仲良くなれません。

 

上司が人間関係志向型なら、

積極的に仲良くなるコミュニケーションを

とりつつ自主的に動く方がうまくいくでしょう。

 

やることが不明確なら、

こちらから具体的行動の案を

提案してあげましょう。

 

こうして上司のタイプを見極めて、

対策を考えていくことが、

あなたと上司がうまくいくための方法です。

 

あなたの上司はどちらのタイプでしょうか?

 

次会った際に、どちらのタイプか

考えてみてください。