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≪バレンシアのサッカーを追え!≫

シーズン終盤、残り2試合。
レアル・ソシエダとついに同勝ち点に!
ホーム最終戦の勝利を目指せ!Amunt Valencia!


“Valencia C.F.”の情報、試合考察、
選手のコメントを現地より記事としてお伝えします。(残り8日。)

バレンシアに戻ってきてからかれこれ1ヵ月ほど経ちますが、やっとパテルナ視察できました。
諸々の事情と火祭りの影響で中々行けなかったので....

バレンシアのサッカーを追え!
今日の笑ってこらえてで火祭りが特集されたみたいですね。

言い訳はさておき。
久々のパテルナでしたが、しつこく通っていたためみんな僕のこと覚えてました笑

そんな中で一番親しいポルテーロ(警備員)のイシドロさんに遭遇。
軽い世間話の後、練習へ。
と、ここで幸運にも記者やカメラマンが練習を見れる特別エリアへと招待。

バレンシアのサッカーを追え!
まだ4回目くらいのこっちのエリア。なんとなく撮影。

平日にも関わらず、公開練習のため多くのファンが集まっていましたが、その中を割って入る形に。ちょっとした優越感!

バレンシアのサッカーを追え!
ソルダードの名前を連呼している子供たちが沢山。ソルダードは怪我で練習にはいないのに...


帰る直前は通してくれなくなっていたのですが、「今日は一人で来てるしいいよ」と一言。
行動してみるもんですね。何度も通っていた努力の賜物です。


練習は、ほぼフィジカルトレーニング。
簡単な流れを説明すると....

アップを兼ねた筋肉系トレーニングと実践的トレーニング。 ≪20分≫
筋肉系(片足スクワットや片足飛びなど)、実践的(サイドステップやバックステップなど)

バレンシアのサッカーを追え!

バレンシアのサッカーを追え!



8対2の簡単なロンド(鳥かご)≪15分≫

バレンシアのサッカーを追え!
ジョアン・ペレイラが常に場を盛り上げていました。

バレンシアのサッカーを追え!
頭撫でられてるビエラ。うれしそう笑

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休憩中。



コーンやポール、ボールを用いた3種類のサーキット練習。

1、コントロール・オリエンタード(方向づけをしたボールコントロール)

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ボールのコントロールを考えながらステップ。最後はシュート。

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何かが不満だったらしいバルデス。

2、ボールを奪ってからの切り替えの意識づけ。

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手をつないでたのは、相手とボールを奪っている状況を意識するためみたいです。

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ボールを受ける位置によってパスかドリブルを選択。

3、相手との競り合いからのカウンターを意識した動き。

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相手を背負った状態を意識。押してる側が走ります。

≪それぞれ3分を一セットずつ。≫



3つのサーキット練習を生かしたクロスからのシュート練習。

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失敗したシュートを受けるグアイタ。遠くからラミの馬鹿笑いが....

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ジョアンとラミのクロスが光ってました。

≪両サイドを各10分ずつ交代で≫



簡単なポゼッション練習。
【フリーマン3人を入れた6対6。】

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フリーマンはティノ、パレホ、バネガの中盤3人が担当。

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バレンシアのサッカーを追え!
何故かポゼッション練習に参加しなかった3人。理由はわかりません。

≪15分≫



ストレッチ。

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ストレッチ中のだらけ方すごいのがバレンシアの特徴。


こういった形でのトレーニングでした。
時間の都合上、今日は選手とは対面して来ませんでしたのでそちらはまた後日に。

簡単ではありますが、それでは。

先日、訪問したビジャレアルの練習場の写真を紹介。
かなり遅くなってしまいましたがあしからず。

前日にレクレアティーボとの試合があったため、出場組は流し練習。
未出場組は軽いトレーニングといった形でした。

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流し練習組の塊。一番右端がハウメ・コスタです。(確認済み)

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ちらっとこっちを向いた元スウェーデン代表のメルベリ。しぶい!

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練習場に着いたらすぐに出てきたウチェ。一人だけ早かった笑。

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手前がエクトル・カンテロス(自信なし...
奥はアンダー世代の代表選手のディエゴ・マリーニョ。


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流し組は、僕がウチェの写真を撮っている時にウチェを冷かしてました笑

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ベティスから移籍してきたファンマ。怒られてましたw

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唯一見られたスペイン人の有名選手のブルーノ。アルベルダの後釜に是非バレンシアに!

残念ながらファリーノスやセナ、カーニと言った有名どころ兼おっさんの3人は、
練習後にマッサージがあるそうで確認できず。

次は電車の都合も考えて見に行ってきます!
それでは次もお楽しみに。
さて、Ciudat de Valenciaにて昨夜はレバンテの試合を観戦。
相手は、エメリ率いるセビージャ。
ミチェル解任後に就任したエメリ監督。やはりセットプレーの巧みさには目を見張りました。

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結果は1-0でレバンテが勝利。
元バレンシアのカンテラーノ、ルベン・ガルシアの大活躍で幕を閉じました。
バレンシアのサッカーを追え!
昨日のMVPは間違いなく彼。ルベン・ガルシア。

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ミチェルのための作り方は、バレンシアに必要。

Levante-Sevilla por Superdeporte


≪サイドの使い方の違いから生まれた得点と無得点。≫

レバンテとセビージャを見比べた時、お互いの共通する点がサイド攻撃。

バレンシアのサッカーを追え!
昨夜のレバンテのフォーメーション。

レバンテ

レバンテの基本は、堅い守備。
厚い二層の壁が相手の攻撃を阻み、前線で待ち構えるFWは味方の攻め上がりを待ち、ボールを死守。
よくあるカウンターのお手本のようなチーム。

シンプル且つ基本に忠実なため非常に見応えがある。
中央でのボール奪取時にはクリアを第一にし、サイドに相手を誘い込んで奪った時点で、レバンテのカウンターは始動。

ボールと逆側のWGとSBが一気にギアを入れてサイドに大きく展開。
一方、奪ったサイドは天秤のように守備への対応を考え一枚残し。

バレンシアのサッカーを追え!
大ベテランの必死な姿にはぐっと来ます。

これが成立するのがタメを作れるFWとトップ下の存在。
新加入のアックアフレスカの体躯を生かしたタメとミチェルの足元の技術を生かしたタメ。

バレンシアのサッカーを追え!
カリアリで活躍するもその後は鳴かず飛ばず。アタランタ、ジェノア、ボローニャでの雪辱はレバンテで。

時間を作れる選手の存在がサイドが生きる理由。
また、ボールを外→中→外と動かすため相手の守備陣に連動性を確率させない辺りも巧み。

逆にセビージャは、FWがサイドに行き過ぎるため、肝心のサイド攻撃までの流れが作れず府肝炎燃焼気味の攻撃がほとんど。
ヘスス・ナバスが左サイドにいたことでクロスの供給源も減少し、中途半端な攻めに。
バレンシア時代と同じくFWが外に流れるのがエメリは好きなのだろうか.....

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アメリカに経ったマルティンス。

一人で局面を打開できる黒人選手が所属した近年では、珍しいくらいにFWがシュートシーンに絡めていなかった昨夜の試合。
しかし、マルティンスが去った今、新たなレバンテの形が生まれようとしているのかもしれない。

バレンシアのサッカーを追え!
得点シーンは、ほぼルベンの技術頼み。難しい浮き球をうまくコントロール。

Gol de Ruben Garcia