さて、旧布計鉱山の続編となります。
珍しくヤル気が継続しているので書いてみようかとおもいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/e0/87/j/o0903108014914027660.jpg?caw=800)
そして、
もう一つ思い出したかのように今更ですが鹿児島県鹿児島市の旧錫山鉱山調査後に日暮れとなってしまったので道の駅で車中泊をし、翌日鹿児島県伊佐市の旧布計鉱山へと入山しました。
途中、ある理由でお蔵入りになりそうな鉱山に寄りましたので到着時間が遅くなった。
1言でいうと…
ヤ、櫓が残っている!!
ていう鉱山でした。
インスタなどでは紹介させていただいていますが
記事や動画はどうするか考え中であります…
さてさて、本題に戻らなければ何時もの脱線会話になりかねないので続編へといきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/29/2b/j/o1080058914914027672.jpg?caw=800)
前回の更新でも載せた写真なのだが、数年前から遠くからでも あそこには何々があるのではないかと推測ができるまでになりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/55/44/j/o1080058714914027683.jpg?caw=800)
やはり、
坑口がありました。
坑門前の切り拓きや地形等で判断できます。
この坑口は、西南側を向いていますので運搬専用坑道だと思われます。
コンクリートで造られたアーチ型の坑門が印象的でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/b2/25/j/o1080059314914027688.jpg?caw=800)
コンクリート製という事で内部に入ってみようかと思います。
コンクリート製だから安全という訳ではなく、自己責任という事で入りますが、ここで何かあれば一巻の終わり…
スマホは、圏外そして1人。
今日も無事で帰れますようにと…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/cf/3a/j/o1080058114914027692.jpg?caw=800)
しかも、お約束でいつものライト忘れました…
しかし目視では奥まで見えていて奥は崩落により
塞がれている。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/f6/2a/j/o1080058414914027699.jpg?caw=800)
戻るとしよう。
自分的には いつもこの光景が思いに耽る時で、
鉱員さん達は こういう目線で坑内から出ていたのかと思いを馳せる。
暗闇に一筋の光が射し込む光景は何とも言えない
感覚に落ちてしまう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/67/81/j/o1080058614914027710.jpg?caw=800)
外に出れば排水管だろうか?
地中から潜望鏡のような配管が3本突き出ている
1部は、排水管であろう。
運搬専用坑道に集水された坑内水を排水する為の配管だと思われる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/07/gmgwwmd0/91/ab/j/o1080058614914027725.jpg?caw=800)
しかし、人影は一人として見られず。
それ以前に家屋から人が住んでいる気配を感じられない。
半壊や全壊の家屋も所々見られる。
金山が最盛期、どのような町並みであったか?
人々がどのような生活をしていたかという光景は
現在では見られない。
金山という主要産業の衰退と共に町も衰退していくのだろう。
これが鉱山町の宿命と言える。
今回は、鹿児島県の鉱山を再度調査し、今回も様々な事を発見できた。
鹿児島県には、まだ調査を行っていない鉱山も多く残っている。
また再度訪れてみたいと思う。