旧四家鉱山 | 鶴嘴さんのブログ

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全国の旧鉱山や旧炭鉱の調査を行っております。

さて 今年の年末年始鉱山調査は 宮崎県に向かった。

最近の鉱山調査は 遠方の県ではなく九州内の県にとどまっている。

以前、調査に入った時に抜けのあった場所へ今回 入山する事とした。

先ず はじめに宮崎県 都城市へと向かった。

四家と書く地区、(ヨツヤ)ではなくシカと読むようだ。

こちらに旧四家鉱山という 鉱山が採掘を行っていたようで金、銀、アンチモンが産出されていたといいます。

数十メートル登っただろうか?

先ず 山の地形、繁茂している草木の種類を見て歩く。

この山は 植林はしているものの地山のようだ。

更に数十メートル登ると嫌なものが目に入る。

これは 人工物、道をコンクリートで固めている
砂防ダムや鉄塔等を建てる際に建設するものであり、このような物があると周辺も整地される可能性もある。

しかし おかしい…

ふと横に目を向けると、
大規模な土砂崩れがおきている。

左右見渡す限り、土砂崩れどれだけの範囲がそうなっているかも見当がつかない程であった。

残念だがこちらからは 行けそうにない。

他のアプローチする方法を考えないといけないようだ。

谷の北側、南側は 高い山が聳え立つ。

方法は 1つ西側の反対方向からのアプローチしかない。

西側、反対方向に回り込むが車一台分の道幅、
舗装されてない道、そして このような木が道をふさぐ。

当然ではあるがスマホは圏外、何かあっても大事になりそうだ…

しかし いつもの事かと開き直る。


そして ふと 以前の宮崎県鉱山調査の事を思い出す。

「そうだ確か宮崎県は険しかった…」

そう考えながら悪路を走った。

真裏側に到着、一旦山中を見回した。

しかし 高低差が激しく下れなかった。


とりあえず元の東側に戻る。

国道沿いに かろうじて バス停名だけは残る。

だが 今回入山した位置ではない気がしてならない。

もう少し北側の山中ではなかろうかと推測している。

しかしもう制限時間が迫り、次の鉱山調査時間もあるので 次回 リベンジしようと思う。


こちらの旧四家鉱山の動画はこちら。