うつぼ木 炭鉱 | 鶴嘴さんのブログ

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全国の旧鉱山や旧炭鉱の調査を行っております。

これは 是非とも見ておきたいという場所。


携帯の変換では 漢字が出て来ないうつぼ木と言う地区。


多久市から西側へ進むと唐津市へと入る。


現地に到着後 先ずは 地元の方に聞き取り調査。


地元の駐在さんがおっしゃるには、

「それったいね~あそこん家にあるけんね」

お礼を言って 向かいます。

お宅の方に挨拶をして事情を話す。

家主さんは ニコニコと

「こっちに来んね~」

案内されるままに足を進めた、
これは 斜坑の後部ですね。

「車があるけんど、いいね?」

全然問題ありません。

驚く事に 屋内に坑口がのこる…

「カギ開けとくけ、勝手に見てよかよ」

それでは 近くで、
坑口が貫通したのでは なく 後々 家を建ててこのようになっている。


その奥にも、
これは…

驚きのあまりに言葉を失う。

地元 筑豊地区でも屋外の敷地内に坑口が残る所は ありますが この光景は 初めてである。



さすがに斜坑は コンクリートで塞がれていた。


一通り坑口を見て家主さんにお礼を言うと、

「ここは、ニチマンさんがやりよったんよ」

日満ですか…

事前資料収集時に得たものと違う…


家主さんはもう一言、

「ここらの近くは坑口は3つ残っとるけんね」

「探してみらんね、すぐに見付かるけ」

との事です。

色々な事を考えておりましたが、
先ずは 家主の方にお礼を言って お宅をあとにしました。