日炭 山田炭鉱

夏の調査は かなり苦労いたします。

しかし 時間を無駄にしたくは ないために今回も筑豊地区へ炭鉱調査へ向かいます。



今回は 旧日炭 山田 炭鉱、

操業時の選炭機付近の写真、配置図、

現地へ、

草木の繁茂が激しい…

車をとめた駐車場を撮影、

旧事務所、火薬庫、坑口跡。

駐車場の後ろ真向かいの斜面へ入る。

現在 梅の咲く公園となる場所に、

基礎が草に隠れている…

次は 向かい側の斜面に向かう。


林道沿いに、

２重に煉瓦が立てられている遺構。

その付近にも、

コンクリート製の遺構が残る。

内部を覗く。

側面には 頑丈な補強がなされている。

タンク遺構だろうか？

登りつめると、

コンクリート製 円形の遺構。

こちらもタンクか？

全体とは いわないが斜面に遺構の欠片が ポツリ、ポツリと残る。

詳細、

昭和9年1月、

日本 鉱業株式会社が野上 鉱業株式会社 山田 炭鉱を買収。

山田 炭鉱を設立する。

昭和11年12月、

日本 炭鉱株式会社に合併、日本 炭鉱株式会社 山田 鉱業所となる。

昭和34年10月30日、

閉山。

(山田市誌から)