バーカウンターがいっぱいだったので,隅の席で立ち飲みをしていました。



周囲からみたら,さっきまで社長や幹部に囲まれて話しをしていたので,かなり目立ったようでした。



15分前とはあきらかに違い,皆さんチラチラとルークを見ているのが感じ取れますあせる



ルーク「そうか……普通の社員は社長(親父)に近寄れもしないのか……」




気まずいな~………と 白ワインで喉の乾きを癒していると……




とある女性が話しかけてきました。




ルークは節目がちだったので,目に真っ白な脚が入り。



「おぉ((((;°Д°)))ガクガク綺麗な脚」




とビックリして,顔を上げると……





「Where do you come from?」
と英語で話しかけられましたヾ( ̄◇ ̄)ノ





見ると真っ黒なロングヘアーにタイトなドレス姿の,眼鏡をかけた知的美人さん………




初印象は「すっげ!眼鏡美人Σ( ̄□ ̄;)」


でした(笑)




しかし彼女は日本人(笑)



ルークを外人かと勘違いして英語で語りかけてきたのです(笑)



ルーク「こんにちは,僕は日本人ですよ☆」



知的美人「あら,失礼(笑) 私は渡辺といいます」




ルーク「はじめまして,ルーク(実際は日本名を言ってます)といいます」




渡辺「え…社長と同じ性ですね?」



ルーク「(めんどうだったので)はぁ…たまたまです」




渡辺「日本人とおっしゃいましたが,目がブルーなのですね?」




ルーク「あはは,母がフランス人なので煜」



渡辺「なるほど……」




ルーク「英語お得意なのですか?」




渡辺「はい,17までアメリカにいたので,得意は得意です」




ルーク「それはすごい……」




渡辺「なんだか……」




ルーク「はい?」




渡辺「芸能人みたいですねルークさん☆」




ルーク「はは……もう32ですが(^-^;」



渡辺「ぜんぜん見えないです!というか,私の友達が三人来てるんですがルークさんが気になるらしくて……いま紹介しても構いませんか?」






ルーク「はぁ…構いませんが」

話題は、なぜか今後の国際会計基準に………




親父「今後の会計基準の目玉はなにかね」



財務部長「は,やはり国際会計対応ですね…」




親父「というと?」



財務部長「は,注記情報としての借り入れリースなどをBSへ載せ変える必要があり,その際の影響額を早々に見積もる必要があります」



親父「ふむ,隆司…オマエはどう思う?」




弟「国際会計はあと二年以内に基準がはっきりします,その間に他社の同行を見ながら対応したいと……」



親父「ふむ……具体的じゃないな……ルーク,どう見る?」





俺かよ(^-^; さっき関わらせないって言ったばかりじゃん(笑)




継母「あなた,ルークは関係ないでしょ…」



親父「だまっておれ,ルーク?」





…仕方ない……面倒だけど…意見言わねば(^-^;




ルーク「はぁ,BSへ載せる際に、問題となるのが残価の現在価値かと……」



弟「はぁ?残価なんて,償却後簿価を載せるだけだ…問題ない(笑)」



むか(-_-X)



ルーク「いや,そう単純じゃない,国際会計基準での残価とは利息法での元利分解ののちに生まれる,元本残高だからだ」




親父「つまり?」



ルーク「その元利分解の際に使う,利子率の選択が必要になります」



専務「他会社を見習うってのは良い案に思えるが………」





ルーク「いえ……利子率の決定は,会社で採用している借入利子率が一番実際的ですが…たぶん違うでしょう」





親父「違う?」



ルーク「はい…だから早いタイミングで利子率を選択し,元本のシュミレーションを行わないと,他会社の動きには追いつけませんよ,なぜなら会社ごとに選択利子率が違うからです」






財務部長「すばらしい……さすが社長のご子息ですな!」




継母「!!」イライラした顔をしています。




弟はなんとも気まずい顔をしていました(^-^;





親父「聞いたとおりだ,すぐ取り掛かるように。私も息子が優秀で嬉しい」


専務,部長「かしこまりました!」



このとき「親父…なに考えてるんだ?」と思ったんですが



あとで気が付いたんですが,


これは親父の愛情だったのでは?




ルークの会社関与放棄を宣言⇒無能だから




というイメージを,今回のパーティーでは払拭してくれました。


さらに



実際、継母も「利権放棄を宣言したし,今回は…」


みたいな感じで,あまり発言しませんでした(^-^;



まずこれでルークのプライドが守られました




さらに………


ルークがもし結婚式をしたら,親父の出席などで問題が発生したでしょう



なぜなら




社長に息子が別にいたと発覚⇒継母や弟が出席を拒否させる



になるでしょう




しかし
今回の利権放棄宣言で,



親父がルークの結婚式に出席することに障害がなくなるからです ,なぜなら社長としての出席ではなく,いち親父としての出席に変わるからです



これでルークの結婚式が守られました



さすが…抜け目ない…………



一見,冷たいようでルークを一番理解してくれてる人です


なかなかやるな………この親父……ヾ( ̄◇ ̄)ノ





しかし,いまここに涼子さんが居てくれたら……



すごく淋しい気持ちになりました。



この嬉しい気持ち,親父の優秀さを涼子さんと分かち合えたら,どんなに良かったか………




改めて涼子さんの存在の大きさを感じた夜でした(泣)






そのグループから離れ,




とりあえずまた一人になるか…と隅に移動しようとしたとき。




とある女性に話しかけられました。




その女性ですが………… 眠くなってきたので明日アップします………
銀座のとあるホテル会場でパーティースタート



マイクに向かい,親父の会社の幹部が,何か言ってたけど,まるで覚えてない(笑)



「かんぱーい」と言ったあとに,次々に部下達が親父に挨拶……



その横には継母と弟&妹……



ルークは,まるで近寄らせてもくれませんヾ( ̄◇ ̄)ノ


親戚ではない,そういうことでしょう


変わってないな~…… (^-^;



たしかにルークだけ背が高く,目も青いし,まるで違う毛色な感じ……



腹違いの弟は,利権のほとんどを引き継ぐ予定なので,専務~部長まで弟に嬉しそうに話しかけてます(-_-X)




ルークはというと一人ポツーン……… 隅っこに座っていました。




ボケーっとしていたり,ウェイターにワインを次々にもらったり,つまらない時間を過ごしていました。



ふと親父をみると,親父弟,継母の順に並び,専務三人と話しており,



親父とルークの目が合いました。



すると,親父がこっちに来い!と,手招き(^-^;



いや…関わりたくないんだけど(^-^;



しかし親父の面子を保つ意味でも行かねば………




近寄っていくと,継母の目が斜めに睨むような目つきあせる



性格をそのまま出したような目つきあせる




弟は,「ち,なんでコイツがいるんだよ」という顔をしています(^-^;




妹は,違うグループと話しをしているので居ません。




近寄ると,




親父「ちょうど今,財務会計の部長と話しをしていたとこだ。紹介します」




親父「うちの長男,ルークです」




専務たちが顔を見合わせます。




継母は,なんてこと言うんでしょう…って顔をしています(笑)。


意外でした……



専務(横田)「長男?隆司さんは次男だったのですか?初耳ですな~」



財務部長「確かに……社長。本当の話ですか?」




親父「あぁ本当だ,ただしルークは会計士として一本立ちしている、そして随分前から会社から身を引いている」




親父「つまり,当社とは今後関係ない。そうだな?ルーク?」





これは,火種を起こさないようにするための親父の政治的選択なのでしょう…



一瞬ムカつきました,「俺だってオマエの息子だろう」



そう思いました。




しかし,




小さいです(笑)





ここで利権云々言うには,あまりに小さい会社です(笑)




継母や弟がしがみつく意味が前から疑問でした(^-^;




継母「そうよね?ルーク?」



ぞわぞわ………継母に名前呼ばれると鳥肌が立ちますあせる





くれてやるよ…こんなクサレ会社……





ルーク「父の言うとおりです,驚かしてしまい,大変申し訳ありません…私は今後,父の会社とは関わらないつもりです」




財務部長「しかし…………」




親父「しかし?」


財務部長「会計士として第一線で活躍されているかたが,当社に入れば百人力なのですがな……あはは」





親父「確かにな(笑)ははは」




継母と弟は,財務部長を蔑んだ目つきでみていました



空気を感じ取ったのか




財務部長「あ…あはは…は…」



と渇いた笑い声でしたが(笑)