以前、本屋で西川悟平著『7本指のピアニスト 僕が奇跡を起こせた方法』という本を手に取って立ち読みしたことがありました。
なんと、軽井沢町町政100周年を機に 「軽井沢文化祭(KARUIZAWA Culture Festival)」で西川悟平さんは来るという情報を得て、当日大賀ホールに行ってきました。
西川悟平さんのトーク&ピアノコンサートは、ニューヨークのアパートで泥棒に入られた事や、突然ジストニアと言う難病になり7本の指で奇跡の再起をさた事など…しんみりとした雰囲気になりがちなエピソードを、楽しいと軽快なトークで楽しく語ってくださいました。笑いと感動の絶えない素敵な時間でした。
PanasonicのCMや映画「栞」の主題歌に抜擢されながら世界中で演奏を続け、2019年にベストドレッサー賞特別賞を受賞したすごい方なんですよ!
東京2020開催と知った時から、会場でピアノを弾きたいといい続けた結果、東京2020パラリンピック閉会式にて、大トリを務めグランドフィナーレを飾りました。「言葉にしたことは実現する」って本当ですね!
また、2022年には⻄川悟平の半生が演出家成井豊氏の演出によって舞台化。⻄川悟平役をEXILE 松本利夫が務めたそうです。
とにかくお人柄が最高に素敵!
トークも、感動、学び、笑いなど、全く飽きず。うるっとする場面もありました。
高校一年生でピアノを始められたそうです。好きなものに夢中になれるって本当に素敵。それって、年齢関係なく、出会えた時がその時だな、と思っている私は、うんうん、うんうん、頷きっぱなしでした。
西川さんの言葉は皆に伝わり、会場がひとつになっている感じが伝わってきました。