フランスの初夏の味覚、アスペルジュ・ソバージュ。直訳すると「野生のアスパラガス」ですが、ヨーロッパに広く自生する山菜で、実はアスパラガスとは別の種族です。

 

エグ味はなくほんのり山菜らしいぬめりを感じますが、シャキシャキした食感と上品な甘みは格別です。

日本の山菜だと、アク抜きしたりといろいろ手間がかかりますが、こちらの調理は非常に簡単です。

基本は、2分間塩茹でするだけ(あるいは生のままバターやオイルでソテー)で召し上がれます。

 

ということで、塩茹でしたアスペルジュ・ソバージュをレストランっぽく盛り付けるレシピをご紹介します。

 

ちなみに、アスパラガスといえばレストランでは、オランデーズソースを添えるのが定番ですが、代わりにマヨネーズを使います。ただ、市販品は酸味が強いので、できれば自家製マヨネーズで。

*オランデーズソースは、暖かいバターで作るマヨネーズ的ソースです。腕に覚えのある方はどうぞ。

 

 

材料:皿盛りの前菜として1人前

アスペルジュ・ソバージュ 50g

塩 4g(小さじ1/2程度)

水 500ml

マヨネーズ 大さじ1杯

ポーチドエッグ 1個

パルミジアーノレッジャーノ 適宜

黒胡椒 適宜

 

*マヨネーズの作り方

 

 

*ポーチドエッグの作り方はこちら

 

 

 

作り方:

①野生のモノを手で収穫しているので土が着いてます。まず、茎の先を切ってから洗います。

 

②鍋に水と塩を入れて沸騰したら①を加えます。タイマーを2分にセット。

 

③時間が来たら、ざるに取ります。冷水につけなくても大丈夫。余熱で綺麗な緑色になります。

 

④ペーパータオルで水気を取ってお皿に盛り付けます。

 

長さがまちまちなので、丸く盛り付けるのがおすすめ。

 

⑤円の真ん中にマヨネーズ、続いてポーチドエッグを載せます。

 

 

パルミジアーノレッジャーノのすりおろしと、黒胡椒を振ってボナペティ!

 

◾️このほか・・・

・お浸し、天ぷらに。天ぷらの場合は、5cmに切り揃えて下茹でなしで調理します。

・パスタもおすすめです。パスタを茹でている鍋に、パスタの茹で上がる2分前に投入し一緒に茹でるだけ。

あとは好みの仕立てで通常通り仕上げればOKです。シンプルなペペロンチーノやカルボナーラなどがお勧めです。