沖縄が危ない! 本島よりも「リアルな国防最前線」八重山諸島、首長らの切実な声 | Gマークの「中今を生きる」ブログ

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韓国では、日本の領土である竹島の天気予報を毎日している。


 李承晩韓国大統領が、「李承晩ライン」を国際法に反して、一方的に広大な水域への漁業管轄権と、そのライン内にある竹島を盗んで、韓国民を洗脳した。


 違法であろうが、実効支配され、堂々と居直られたら、奪還は容易では無い。 


 夕刊フジが指摘するように、日本のメディアが危ない。


 朝日、毎日左翼新聞に、沖縄タイムや、琉球新報も、中国に忖度し、報道内容は国益を阻害している。 



 記事抜粋 


 沖縄が危ない! 本島よりも「リアルな国防最前線」八重山諸島、首長らの切実な声…かき消すメディア、悪と「戦う覚悟」なしに生命や財産を守れるのか 





 石垣市の中山義隆市長 


 【沖縄が危ない!】


 沖縄県・八重山諸島は台湾に近い国境の島々で、尖閣諸島も抱え、今や日本の安全保障問題を一身に背負い込むようなホットスポットになっている。


 そうした危機感を背景に、最近、八重山の首長から独自の発信が相次いだ。


 尖閣諸島を日本領と記した海外の地図 憲法記念日の5月3日、日本最西端の島・与那国町の糸数健一町長は、東京で開かれた「『21世紀の日本と憲法』有識者懇談会」(櫻井よしこ代表)のフォーラムに出席した。


 憲法を改正して交戦権を認めてほしいと求め、「平和を脅かす国家に対して、一戦を交える覚悟が問われている」と訴えた。


 与那国町と台湾はわずか111キロの距離しかない。 糸数氏は「台湾が共産党一党支配の中国に併合されてしまうということは、『台湾海峡問題』が、実は『与那国海峡問題』になってしまうということだ」と警鐘を鳴らした。


 だが、対中融和的な姿勢が目立つ沖縄本島メディアにとって、糸数氏の提言は「不都合な真実」だったようだ。


 県紙「沖縄タイムス」は「外交努力に水を差すような発言であり、不謹慎」と糸数氏を批判した。 


 「琉球新報」も「住民に『戦う覚悟』を求めることは容認できない」とボルテージを上げた。


 尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返し、日本の外交努力に水を差しているのはどの国だろうか。 


 政府であれ住民であれ、悪と「戦う覚悟」なしに生命や財産を守れるのか。沖縄メディアはかみつく相手を間違えているようだ。 


 糸数氏の件は、東京新聞の望月衣塑子記者も、林芳正官房長官の記者会見で取り上げ、「中国に好戦的な発言を繰り返している」と政府の見解をただした。 


 まさに場外乱闘だが、辺境の島の一首長である糸数氏は、一気に全国区に押し上げられてしまったようだ。 


 一方、石垣市の中山義隆市長は5月20日、台湾で頼清徳新総統の就任式に出席した。


 前日のX(旧ツイッター)に「台湾は世界が認める国家」と投稿した。 沖縄メディアは、日中両政府が合意した「一つの中国」原則に反する軽率な投稿だと問題視した。


 これに中山市長は「台湾は国と認めないという政府方針を市長も踏襲しろと言うのはおかしい」と反論した。


 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する沖縄県の玉城デニー知事を引き合いに、「(政府見解を強要するなら)政府が決めた辺野古移設だから知事は守れという話になる」と、玉城知事の政策を支持する沖縄メディアの矛盾も突いた。 


 中山氏の真意は分からない。


 だが、石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺を日常的に踏み荒らす中国に対し、外交的配慮は不要という憤りがあるのかもしれない。 


 八重山は沖縄本島より、さらに「リアルな国防最前線」だ。


 しかし、住民の生の声は、反基地を社是とする沖縄本島メディアの「雑音」にかき消されがちである。


 本土の人たちは最前線の声に虚心坦懐(たんかい)に耳を傾け、沖縄にもさまざまな意見があることを知ってほしい。


 なかしんじょう・まこと 1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業後、99年に地方紙「八重山日報社」に入社。2010年、同社編集長に就任。現在、同社編集主幹。同県のメディアが、イデオロギー色の強い報道を続けるなか、現場主義の中立的な取材・報道を心がけている。著書に『「軍神」を忘れた沖縄』(閣文社)、『翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走』(産経新聞出版)、『偏向の沖縄で「第三の新聞」を発行する』(同)など。