総統選の夜にみた台湾の「楽しいひととき」…タクシー運転手が日本人に言った「衝撃の言葉」 | Gマークの「中今を生きる」ブログ

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素晴らしい現代ビジネスの記事だ。

芸能人を貶める記事や、ゴシップ記事が完売とは、狂っている。

台湾の方々が、25億円も寄付してくれるには、訳がある。

困った時に助けてくれる日本が、大好きだからだ。

京都橘高校吹奏楽部の演奏に、まるでスーパースターが来たかのような観客が集まったのも、大好きな日本の高校生が台湾大好きとコメントしているからだ。

台湾で大成功の、京都橘高校吹奏楽部や、東農大ニ゙高の演奏は、ほとんど無視した日本のマスコミだが、台湾の真実を、どんどん記事にして欲しい。



記事抜粋


総統選の夜にみた台湾の「楽しいひととき」…タクシー運転手が日本人に言った「衝撃の言葉」



現代ビジネス

台湾で「コテコテの関西弁」!?


 先週末(1月13日)、台湾総統選挙が行われ、私も取材に駆けつけた。

 勝利した民進党の頼清徳候補(副総統)は、投票日の前日夜、最大都市の新北市で20万人決起集会を開いた。


 前列に陣取り、隣席の日本人カメラマンと話していると、横の熱狂的民進党ファンの台湾人OLたちが話しかけてきた。

 「ちょいと日本人にお聞きしたいんや。アタシ、獺祭は『初級者の酒』思うんやけど、彼女は『ちゃう、上級者の酒や』言う。どない思わはります?」

 はっ? こんな場所で、コテコテの関西弁!? 
 「アタシら大阪を愛してて、台湾で必死に関西弁学んどるんよ。昨秋のタイガース優勝の時は、ホンマ涙出たで……」

「タクシー代」はいらないから、「寄付」してほしい

 翌日、頼清徳副総統が見事勝利。

 夜に会見が開かれ、民進党スタッフが記者に弁当を配っていた。フタには何と「楽しいひととき…」と日本語が書かれているではないか。

 「台湾の選挙でしょう?」とスタッフに聞くと、「楽しいひとときを過ごせればいいじゃないですか」と、ケロッと返された。

 会見終了後、タクシーに乗ってホテルへ戻る。その間運転手と、能登半島地震の話をした。到着すると、彼が言った。

 「被災者に義援金を贈りたいと思っていたが、ようやく日本人が乗車してくれた。今日はタクシー代を受け取らない。その代わりあなたが帰国して、代金分を寄付してほしい」

 運転手が受け取ったのは、私からの抱擁だった。台湾有情! 

 (本誌特別編集委員)

 「週刊現代」2024年1月27日号より

週刊現代(講談社)