リスクには考え方が、2通りあります。昨日はエルピーダのケースを取り上げましたが、エルピーダは取るべきリスク(リスクテイク)を取らなかったということです。
同時期にAIJ投資顧問による2000億円の年金資金が消失した事件が発生しました。本来資産・資金運用とは、リスクを避け(リスクヘッジ)、運用されるべきものですが、高利回りの運用を売りにしたAIJは、高利を実現するために、リスクテイクしてしまったわけです。
この消失した資金は、今後会社側が負担しなければならず、「年金倒産」もありうるとのことです。
経営判断とは、このように「取るべきリスク」、「回避すべきリスク」を常に見据えて梶をきる必要があるのです。
リスクテイクとリスクヘッジを取り違えた2企業の事件が同時に起こったのは、なんとも皮肉なことですが、「リスク」というものについて改めて考えさせられた
事件だったのではないでしょうか?