先ほどの「都立高校改革推進計画・新実施計画(案)骨子」の中で、現状分析と課題として次のような項目が挙がっていましたので紹介しておきます。
・グローバル化が進展し、人材の育成が急務となった。
・近年の若者は、積極的にチャレンジする意識や、海外留学・就職後の海外勤務への意欲などがかつてに比べて低くなっている
・また、問題を解決するための思考力、判断力、表現力に課題があるとの指摘
・アジア各国と比較して、日本人の英語力が低迷
・高校生の英語力についても、国が定める目標を下回る状況
以上に加え、
・国際社会で活躍する人材の育成を強化するためには、高い語学力や豊かな国際感覚等の育成を重視した教育を、子供の状況や地域事情等に応じて複数設定することが有効。
・また、帰国児童・生徒や外国人児童・生徒とともに学ぶ経験は、これらの能力の向上に資する。
とあり、国際高校と同じような学校をもう一校作ることで、上記課題の解決に役立たせようと考えているようです。
さらに、国際高校についてはこのような記載も。
・海外の大学への進学を希望する生徒のため、国際バカロレア機構による認定校となった。
・今後は、運営の充実を進め、海外大学進学を積極的に推進する必要がある。
・そのため、海外大学への進学実績及び海外大学進学指導のノウハウを蓄積し、海外大学進学への支援を促進する。
現在の都立国際高校は、国際教育の学校として先行するノウハウを生かし、IBカリキュラムを中心として、海外飛躍組をさらに育てる方向になるのだな、という感じですね。先の課題の中の、問題解決のための思考力や判断力・表現力を重視する発言からも、IBに注目していることが伺われます。
東京都はすでに、国際高校や次世代リーダー育成道場などで、海外で活躍したい子どもの育成に力を入れてきていますが、今後、ますます海外で活躍したい子どもたちにはチャンスが与えられそうで、ワクワクします。そんな子どもたちも、東京都の取り組みも力いっぱい応援したいと思っています。
