ラーゲリより愛を込めて | Sante co core

みなさんこんばんは、サンテココアの松中です(^^)

本日は立春、まだまだ寒いですが暦の上では春がやってきました、私は寒がりなので早く温かい春が待ち遠しいです、


先日、戦後のシベリア出兵の時代を描いた実話の映画、

『ラーゲリより愛を込めて』を観てきました🎬



先日ブログにもあげました、サンテココアデイサービスに通われている90代のNさんの話ですが、


Nさんは満州で育ち、戦争を経験し、

戦後、お父さんの仕事の関係上、指示が出るまで日本に帰れない状況が続いていました、



お父さんはいつまでたっても指示が出ず、

先の見えない状況が続いているので、仕事を放棄して、こっそり日本に帰る船に乗り込んだそうです。

バレたら身がどうなるか分からない状況での帰国となり

Nさんはそうして山口県長門の仙崎に船で帰ったそうです🚢


Nさんはそうして日本に帰れましたが、満州に残った人達はどうなったか、、、、


戦後満州はロシア兵の襲撃を受け、兵士達は汽車に乗せられ、帰国と思いきや極寒のロシアの地で何年も強制労働をさせられました、


『ラーゲリより愛を込めて』はそんなシベリア出兵の中で希望を捨てなかった人の話で、


感動して涙が出ました🥲


寒い寒い言っている自分がバカらしくなりました、


映画ではそこまで表現されていませんが、

自分でいろいろ調べてみると

1日僅かな食事、

もみのついた穀物と僅かなスープしか食べることができず、

あまりの空腹に排泄物から消化されていないもみのついた穀物を取り出し、そこからまた火で炙って食べたり、亡くなった仲間の服を全部とり自分の防寒にしたり、

奪い合いなど、生きるために人間をすてるような中での生活だったようです


10年経ってもいつ帰れるか分からない状況の中で、多くの人が寒さと飢えで亡くなっていきました。


アウシュビッツ収容所の話もそうですが、


生き延びた人に共通すること、


それは

『希望を持ち続けた』


ということです。これは研究論文も出ているようです。


ラーゲリより愛を込めては、

生きる強さ、希望を感じさせてもらえる映画でした🎬


どれだけ今の世の中が恵まれているのかということと、

先人の方が必死に生きて来られたからこそ今があるということ。それを強く感じしました。


デイサービスで聞けたNさんの実話があったからこそ、この話も深く入ってきました😊


デイサービスの他のIさんからは、

『ラーゲリ良かったよー、最後ねー、ニノはねー○○でねー』とオチを見る前に聞いてしまいましたが😅


すごく良かったので、みなさんも是非観に行かれてみてください(^^)


デイサービスでは、昨日もご利用者さんのお誕生日のお祝いをさせていただきました。




みなさんの話を聞くと、それぞれものすごい人生経験をされていて、学びになります。


物も食べ物も十分にない時代から生きて来られた方の強さ、


今は物も食べ物も溢れてあることが当たり前の時代



光熱費も物価も高騰してますが、


あるのが当たり前の精神でいたら、本当波に飲まれるなと思います。


強く生きるということ、


あってもなくても楽しく強く生きれる自由で強い精神



身体は歳をとっても


心は常に成長していきたいと思います。




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