バリ島にて、

2人目のヒーラーに会うこととなった。



1人目に導かれたヒーラーは、

インドネシア人の男性で、

エネルギー使いだった。





2人目のヒーラーは、

Laura という名の西洋の女性で、

彼女は石使いだった。



なぜ、バリで、

こんなにもヒーラー、

ライトワーカーの元へと、

行くことになるのだろう?



意識で考えたり

あるいは、

潜在意識で夢を叶えるという

次元を超えていてる。



ただ、導きは求めながら、

いまを楽しんでいると、

流れがやってくる。



疑い深く、損するのが嫌で

失敗を怖れる思考か静まるにつれ、



もう1人の内なる自分から囁きや、

感覚を、ただ、そのまますんなりと

外へ向けて、放つ、動く。



そんなふうに、

思い浮かんだことをしているうちに

勝手にバリでの時間が展開していく。





なぜか、すんなりと予定があったり、

会えるようになっているみたいだ。



20代で仕事があわず、人生に行き詰まり

また、家族が病で倒れたことも

後押しとなり、心の勉強をはじめ、



さらに、体のケアも知りたくて

アロマを学びにイギリスにも

通ったし、バンコクでタイマッサージも

習ったりした。





こうして、心と体のことは

興味の赴くままに多方面に学んできた。



(この頃は、好きなことをしようという意識ではあったけど、同時に「結果」をしっかり求めたり、頭でシュミレーシュンしたりして、自分の価値も高めたいという、力みがあったなと、今振り返ると感じる)



けれど、魂=スピリチュアルな面に

関しては、時間がかかった。



なぜなら、スピリチュアル=生きること

であり、他人がどれほど論理的に

教えてくれようが、本で書いてくれようが



ほんとうの真髄は

実際に「それ」を生きることの中でしか

わからないからだ。



そして、「それ」は、扉を開くたびに

さらに、大きな世界へと続く扉をたずさえ

まちかまえている。



たくさんのわからなかったことの

点と点がつながり

様々に統合が起きている。



ずっと知りたくて仕方のなかった

心と体と魂の三位一体のことが

経験という「時間」を通じてやっと

わかるなんて、、



ほんとは、もっともっと

早く知りたかったと思う。

けれど、すべては最善なのだろう。



この世界は、ほんとうに

おもしろい。





女性性豊かなヒーラー



Lauraは、生粋のヒーラーだと

会った瞬間に感じた。



そして、女性性が強く

感覚、感性に深く、静かに働きかけてくる。





バリのウブドらしい景色である

ライス畑に囲まれたオーガニック&

エコビレッジのエリアに、



竹などの天然素材でつくられた

円形の空間に足を踏み入れる



「welcome home

おかえりなさい」



という彼女の言葉を聞きながら、

お腹に響くような低音の音に満たされた

空間で、



静かに安置された天然石の上に寝転び、

順に、さまざまな天然石へとわたる。



グリーンジェイド

レッドジェイド、



人が寝転べるほどの

さまざまな巨大な天然石の色と、

ひんやりとした肌心地。



天然精油の香りとマントラ

のもつ、平安の音、



5感のそれぞれから入ってくる感覚を

超えて、体と心と魂の統合がされてゆく

体験をしながら、



これは、決して人の思考レベルで

生み出されることのない、

聖なる創造性だなと、心の奥で感じた。



その空間で感じた体験は、

十数年、さまざまに旅をしてきたけど、



まるで、この世界とは

似て非なる、非日常という言葉を

遥かに超えていた。



彼女を通じて、内なる創造性が

この物質世界で、必要な人に体験できるようにと

具現化されたんだろうな、



とぼんやり感じていた。



 セドナで出会ったマヤのヒーラー


なぜ、いま、ヒーラーやライトワーカーに

会う流れになっているのだろう?



その答えがわかった気がした。



きっと、今後、私は

ヒーラーやライトワーカー

メンターのような方たちと、




さらに、たくさん関わっていくこと

になるんだなという

予感のようなものがやってきた。




実際、ハーブテントサウナ専門店をはじめて、

導入してくだるお店のオーナーさんたちは、

みんな、ヒーラーであり、

ライトワーカーの方が多いと気づいたし、




私自身、ドイツの航空会社を辞める

タイミングでセドナを旅したときに、



空港へ向かうバンの中で、

私のひと席前に座っていた女性が

振り向き、いきなり



Are you a healer? 

あなたはヒーラーですか?



と質問されたあの時から

ゆっくり、その方向へ向けて流れが

始まったように思う。




彼女はマヤのヒーラーであり

日本にも度々セミナーをするために

招待を受けていた著名なヒーラーで、



その時、日本から唯一もってきていてた

ガイドブックで紹介されていた7人のヒーラーのうちの1人だった!



彼女の質問に即座に


「no I am not a healer 

いいえ、ちがいますよ



と、笑いながら返答したのが

7年前のこと。



けれど、彼女は、私がそのエリアで

役をもつことが、きっともう見えていたのだろう

とも、今になって思う。




内なる神はひとりひとりの中に



本来、誰にでも、内なる導きが存在し、

すべての答えも、そしてパワーも

一人一人の中に宿っている。



けれど、時に

ヒーラーやライトワーカー



あるいは、メンターのような

人々のエネルギーに触れることで、



自分の内側につながる橋渡しの

ようなことが起きたりする。



誰もが、その道を歩めば、ぴったりと、

必要なとき、必要な人に出会っていくのだろう。