今年も、少しずつ通います。
年末最後にうかがった日は、おやつをいただきに。
この日も「なに食べる?」と聞いてくれる言葉に
「ちょっと軽めに、あまいものな気分」と答えるわたし。
「クレープ、食べる?」
そう言って厨房に入ったと思ったら、シャカシャカと生地をまぜる音とと
熱したバターのいい香りが。
目の前にあらわれた“クレープ”は、潔いほどとってもシンプルで
でもなんだかあったかい。
秋ごろからすっかり恋に堕ちている場所。
今年はもっと、彼女のつくるものを楽しみたい。
そんなこんなでこの日はクレープ。
生クリームもチョコレートもなし。
ササッと焼いてくれたシンプルなクレープに
おいしいバターとメープルシロップをたっぷりかけて。
シナモンのような香りはインドシナモンともいわれるカシアの香り。
少し、ワイルドでスパイシーな印象。
真ん中が少し盛り上がってる?
少しずつ食べ進めていくと中からホクッとした山栗が。
こちらにも甘さはなくて、
ここでいただくものは、バターも、シロップも、クレープも
しっかりそれぞれの美味しさを味わえるものばかり。
言葉にしてしまうと“おいしい”なのだけど
いかに普段、素材の味を紛らわせていたり、
薄れてしまっているものを食べているのかハッと気づかせてくれるお料理ばかり。
底知れないシェフの料理がますます楽しみです。
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