2019年の最後に、とってもとっても、いい出会いだったと思える最高のお店。
来年はもっと、彼女の作るものをいただいたみたい。
カフェでもバーでもレストランでもない“食いもん屋”を謳うお店。
オープンしているのは平日の午前中〜夕方前くらいまで。
そんなゆるいスタンスと
そのまんまの自然体のシェフが作る
シンプルなのに抜群のおいしさの料理にすっかり堕ちています。
この日うかがったのは朝。
「どんな気分?」そんな言葉からはじまるのがとても新鮮で。
メニューは一応あるのだけど、
「あったかいものと、軽く食事がしたいかな」
そんな返事で料理を整えてくれるワクワク感。
この日は、先日いただいたものとは少し違う、
紫じゃがいもとマッシュルームのスープから。
やっぱり、素材の味がダイレクト。
オリーブオオイルの香りとっても華やか。
「朝ごはんっぽくしてみました」
出てきたのはトマトとチーズのオムレツと
前回とてもおいしかったフォカッチャをトーストして。
驚くほどシンプルなのに
塩気とか、スクランブルエッグのざっくりとしたゆるさとか
とにかくとにかく、絶妙に好み。
焼いただけで、甘いと香りが立って
違った表情を見せてくれるフォカッチャも、すごい。
素材がおいしい、腕がいい、
それはきっともちろんなのだけど
気張ることなく、おごることなく
このスタイルでごはん屋さんを営んでいるオーナーさんの心意気に惹かれています。
こうして、お酒用のぐい呑と徳利でコーヒーがいただけるのも
ここならでは。
飲み口の口当たりがとても薄くて心地良い。
今年最後に、最高の出会い。
来年はもっともっと、いろんな顔が知りたいな。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
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