想像以上に、惹き込まれる空間。
それでもどこかあたたかさがある不思議な空気感。
こんなお店が近くにあったら、と思う気持ちと
この場所だからこそ、この時間が保たれていくのかもしれないという
ちょっとしたジレンマを感じるほど。
おいしいコーヒーとおやつ。
それ以上にこの場所は
ひとも、空間も、心地もとっても魅力的でした。
2月、町田の住宅街にオープンした『403 notfound』さんへ。
兼ねてからオープンのお話は聞いていたものの
駅からもかなり遠く
ましてや完全な住宅街に突如現れる異空間にはさすがに驚きを隠せず。
町田駅からバス、、、最寄りの玉川学園駅からも
アップダウンの激しい道を歩いて30分弱という場所に。
女性の店主さまがとっても穏やかに迎えてくださり
写真も快く承諾してくださって。
こういう時、つくづく自分のカメラ技術の乏しさが悲しくなるのですが…。
8つある全ての席がおひとり様用の独立した席に。
店内には所狭しと、料理、お菓子、ワイン、コーヒーなどの本が。
想像以上に細部までこだわりと店主さんのセンスが詰まった空間。
それでいて、そこまでガランと広くなく、コンパクトなハコと
ちょっとした小物づかいが、堅苦しさを全く感じさせず。
程よく、ゆるり。
窓からも明るい日差しがいっぱい。
すごく洗練された空間なのに、緊張感が漂わないとっても不思議なあたたかさ。
林檎のタルトと、コーヒーを。
器ひとつ、カップひとつ、カトラリーひとつ。
全てに愛が溢れてる感じ。
フォーク置きが、絵の具チューブになっているのもとってもかわいい、、、!
ザックリとしたブリゼタイプのボトムに
林檎ジャム、ルバーブのジャム、アーモンドクリームが三層に。
上にはフレッシュ林檎をたっぷりと。
ピリッとペッパーが利き、
シナモンやクローブなどのスパイスを感じる大人なタルト。
コーヒーはもちろん、確かに、ワインも合いそう。
とっても穏やかで物腰の低い店主さんに
なんだかこちらまで優しい気持ちに。
場所的なハードルは高いけれど
この場所だからこそ、この静けさが保たれるのかもしれないなとも。
とっても素敵な出会いになりました。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
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ミニエッセイ『粉のカタマリ。-9つの スコーンとカフェの 歩き方- 』
※2019年2月1日より、購入方法を限定しています※
また、下記でもお取り扱いいただいております。
【販売店舗】
歩粉さん(京都)、たべものと日用品WAOさん(金町)、器々さん(板橋)
クルミ堂さん(経堂)、おやつ研究所さん(武蔵小杉)
O'keeffeさん(日立)、喫茶星時さん(岐阜)
ヒマダコーヒーさん(葉山)、cafe Capraさん(新高円寺)
【書店】
蔦屋書店さん(代官山・銀座・中目黒)
ジュンク堂書店 池袋本店さん(池袋)
本屋B&Bさん(下北沢) 、レティシア書房さん(京都)
Go Go Round This World! Books&Cafeさん(郡山)
※販売終了しました※
往来堂書店さん(千駄木)、ひるねこBOOOKSさん(谷中)
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今日のカフェ
【403 notfound】
東京都町田市金井1-17-10
非公開