まるで別世界!異空間!
「懐かしい」すら通り越すほど
時代を一気に遡ったかのような気分を味わえる珈琲屋さん。
どっしりとした木造建築の囲炉裏の席に座り
焼き物の器とカップでいただくコーヒーとスコーン…。
なんてノスタルジーなの。
お店のインスタグラムの世界観が好きで
とてもステキそうだなあと思っていた府中の『珈琲屋マロコ』さん。
1970年にオープンした喫茶店で元牛乳屋さんの建物
という情報だけうかがっていたのですが
予想以上に、まるで時代劇に出てくるかのようなレトロさに驚くと同時に
なんだかとってもワクワクした気持ちが♪
外観だけでもかわいー!とひとりで叫びたくなって(笑)
この味のある看板、牛乳のポスト、木の扉……。
こんな建物がまだあるんですね。
いわゆる都心にある、おうちとしての「古民家」を改装したカフェとはまた違う
「お店」の雰囲気がちゃんと残っているのもなんだか新鮮。
最近リニューアルオープンされたそうです。
そして中に入るますます楽しい♪
古いお蕎麦屋さんにありそうな重厚感ある深い色の木で整えられた内装。
飾られているものが、昭和感満載で
映画のセットの中にでも入り込んだような異空間。
こんな大きな振り子時計なんて見たことない!
たくさん集められたと思われる、時計やアンティークのアイテムが
所狭しと並べられていて
展示会のように見ていても全く飽きない。
セメダイン(笑)
たのしー!
かわいい!と、唯一あった囲炉裏の席にゆったりと座らせていただきました。
もちろん火はついてませんが
ちゃーんとやかんが吊るしてあって。
紙ナプキンも湯のみにイン♪
コーヒーは深煎りの「ふちゅうブレンド」に。
何焼きかはうかがいませんでしたが
コーヒーカップも
そしてスコーンのプレートも、和の感じいっぱいの焼き物で。
スコーンはたくさんあるフレーバーから2種選べました。
が、わたしはまずはやはりプレーンをふたつ。。。
季節ものでかぼちゃやおいもがあったり、抹茶やコーヒーがありましたよ。
ちょうどいいサイズの小ぶりの長方形のスコーン。
いい色に焼けています*
このスコーンがまた、とーってもおいしかったー!
ミルクがいいのかバターがいいのか…
やさしいけど、しっかりとしたサックリ感と
中のふんわり、しっとり生地がとってもミルキーで。
塩もほどよく。元牛乳屋さんだから?先入観?
でもでも、ホイップもスコーンもとってもおいしくて。
サクサク夢中で食べてしまいました。
まるで自分じゃないような、タイムスリップや別世界にきたような
そんな少し現実を忘れられる空間。
もう年末だけど、この1年の中でもすごくすごく、気に入りました。
あまりゆっくりできなかったので
またすぐ行きたーい!
和風のサンドイッチやミルクの飲み物も気になる…。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
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ミニエッセイ『粉のカタマリ。-9つの スコーンとカフェの 歩き方- 』
また、下記書店さんでもお取り扱いいただいております。
蔦屋書店さん(代官山・中目黒・銀座)
千駄木 往来堂書店さん、谷中 ひるねこBOOOKSさん
下北沢 本屋B&Bさん、京都 レティシア書房さん
(まもなく、池袋ジュンク堂さんも!)
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今日のカフェ
【珈琲屋マロコ】
東京都府中市府中町2-6-4
042-362-6655