こんばんは。
経営企画室の山本です。
今回は仕事に取り組む中で、意識していることのひとつを紹介します。
それがタイトルにもしている「賢さの階段」です。
人間の理解には以下のような知の階層構造があるそうです。
この中で面白いと思ったことが二つ。
一つ目が無関心でいることは、否定するよりも階層が低いこと。
思考を放棄しているので、理解の対極にあるという考え方ですね。
二つ目が行動することが、意味と意図の理解よりも階層が低いこと。
つまり受け身に行動するだけでは意味を理解しているとは言えないというわけです。
階層を上げるには意味を理解したうえで、主体的に実行する必要があります。
そして最終的には周囲に伝え、影響を与えられるまで理解を深めるというわけです。
日常の業務ではそこまでの必要はないかもしれませんが、
私は指示や依頼を受けた業務でも、「実行できる」階層までは理解するよう努めています。
また、仕事を任せる場合は「説明できる」階層まで理解するべきであるといえます。
理解せずに仕事を任せる場合、任せられた側は意味と意図の理解から遠のきます。
そうして誰も理解せず、そのうち関心すら持たれなくなるタスクが完成してしまいます。
円滑にタスクを回すためにはタスクに対する理解が必要です。
上記を意識するだけでも業務の質の向上や効率化に繋がるかもしれません。
自分がどこまで理解できているか、客観的に判断するものさしにもなるので
これからも継続して取り組んでみようと思います。