こんにちは
愛知県大府市のメガネ屋・GLASS JOY 02（グラスジョイオオブ）の中村です。
さて、今日のチラシで書かせていただいた室内専用レンズ「プレッソ」。
特に遠近で使いづらさを感じる55歳以上の方にお勧め致しました。
ただ画像を中心とした説明はややザックリで分かりづらいかも
そこでその部分を中心に解説したいと思います。
ご覧いただいていない人も多いと思うのでおさらいしますと。
遠近両用レンズというのは、遠くも近くもみえるスグレもの。
運転や室内、基本の一本として重宝します
しかし長所ばかりではありません。
お手元が見えると言っても、レンズ下方の一部分のみ。
しかもお手元の度数が強い場合、その視野はより狭くなります
当然ながら年齢を重ねるとお手元の度数は進む傾向に。
つまりある程度の年齢（チラシでは55歳と書きました）だと、遠近一本では心もとないところがあるのです。
そこでお勧めさせていただいたのが近中レンズ「プレッソ」。
遠くの見え方を犠牲にする分、お手元の視野は広がるので、ＰＣ作業や事務仕事は効率的に
遠くが見えないと言っても、室内を見渡すには十分な見え方なので、室内生活には相性が良いのです。
外へも散歩程度には問題ないでしょう（運転はＮＧです）。
でも言葉だけで「良いですよ」と言われてもピンと来ないですよね
そこで近中レンズを使ってこんなテストをしました。
何だと思いますか
これはパソコン画面を見た時にどこを見ているか視線計測した画像。
この画像が測定した人のメガネレンズを通した際の視界で、丸は注視したところです。
各方向に視線を移動させて見ることができ、広い視界であることが分かります。
これが近中レンズの見え方です。
一方こちらは遠近両用レンズ（正確には中近というレンズです）。
上の画像に比べて視線が下方中央に集中していますよね
つまりメガネレンズの下方中央でしかピントが合わないので、この部分でしか見ていないということです。
この時どういう姿勢で見ているかというと…
左が遠近、右は近中。
見る部分が限られているので、遠近はアゴを上げてちょっと窮屈な姿勢で見ることになります。
一方、近中はパソコン画面の画像を見ても分かる通り、視線だけで画面が追えるので姿勢に無理がありません
もちろんパソコンに限らず、お手元の見るものは広々と見えるので遠近よりは快適そのもの。
これは単に視野が広がるというだけの問題ではなく、無理な姿勢による身体的なストレスの改善も見込めるということ。
なので遠近を使用していて肩こり、首のこりが酷いという方は一石二鳥のレンズかも。
パソコンのヘビーユーザーならなおさらですね。
当店にはお試しできるテストレンズもあるので、お悩みの方は一度お越し下さい。
ところで何でこんなに詳しく語れるかと言いますと…。
上の視線計測を行ったのは僕なんです
どんな方法で見せるとわかりやすいかなぁと試行錯誤した日々が懐かしいです。
遠近や近々などと使い分けて、負担の少ない生活をお過ごし下さい
それでは今日はこのあたりで。
ありがとうございました、また明日m(__)m
GLASS JOY 02
中村響
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