![::: 追憶の向こう側 :::](https://stat.ameba.jp/user_images/20131104/20/glass-sculpture1214/45/34/j/t02200146_0481031912738803050.jpg?caw=800)
紅葉が過ぎ、寒々とした景色へ――。
秋生まれの アナタ。
冬生まれの ワタシ。
私の冷たさの方が、貴方の温度に勝つのかな?
「寒くない?」
「暖かいよ」
ひとつのマフラーを、二人の首に緩く巻きつけて
貴方のコートに滑り込む。
「こうすれば、二人とも暖かい」
胸に埋めた顔を上げる私に、
「うん」と短く頷いて、貴方は微笑み返した。
「冬は、空が高くて良いなぁ。星が綺麗だもん」
視線の先を追うように、一緒に見上げる貴方。
このまま、夜空に吸い込まれてしまえばいいのに。
貴方と、隣り合う星になれたらいいのに。
例え、何万光年離れていても。
―― 貴方と 夜空に消えてしまえたらいいのに ――
見つめる先、
遥か彼方の 小さな星が流れた。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。(*・ω・)*-ω-)) ペコリ
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