![::: 追憶の向こう側 :::](https://stat.ameba.jp/user_images/20131015/11/glass-sculpture1214/76/86/j/t02200146_0481031912716792880.jpg?caw=800)
もう、一人で充分だと思っていた。
誰も信じられないと思っていた。
もう、誰も信じないと決めていた。
一人でも生きていけると、決めつけていた。
…―― はずなのに。
温もりに触れた時、人は温かいのだと気付いた。
心の温もりに触れた時、私の中の何かが溶けかけた。
探るような私に 手が差し出された。
曖昧に逃げても、拒んでも 差し出してくれる。
信じてもいいの?
大丈夫?
裏切らない?
溶け始めた氷を隠しながら、疑いと期待を抱いた。
勇気を出して、私から手を伸ばせば
きっと 全ての氷が溶けると解っている。
直感。
想う人の温もりは、きっと 他の誰よりも温かい。
本当なの?
「冗談だよ」 って、躱さない?
伝えても良いの?
「ずっと 私の傍にいて」 ―― って。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。(*・ω・)*-ω-)) ペコリ
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