【詩】・届かない「オメデトウ」 | 〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

筆者のリアル体験物語。「社内恋愛」を題材にした私小説をメインに、創作小説、詩を綴っています。忘れられない恋、片思い、裏切り、絶望、裏の顔―― 全てが入った、小説ブログです。


::: 追憶の向こう側 :::-キャンドル



大切な人の誕生日。


決して、

同じテーブル、空間で祝うことはない。


逢うことさえ叶えられない、あの人の誕生日。


意地らしく、

「 おめでとう 」 ・・・と、

あの人の姿を思い浮かべ、

0時を回った時計を見つめ、

今年も一人呟いた。



ねぇ。

こんなこと、いつまで続けるの?


さぁ・・・ いつまでだろうね。


私にも 判らないよ。



きっとね、

あの人の面影が

私の中から消え去るまで 続くと思うの。



だから、

今年も そっと祝わせてね。


“ 誕生日、おめでとう ” ―― って。




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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。(*・ω・)*-ω-)) ペコリ
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