【詩】・黄昏(タソガレ) | 〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

筆者のリアル体験物語。「社内恋愛」を題材にした私小説をメインに、創作小説、詩を綴っています。忘れられない恋、片思い、裏切り、絶望、裏の顔―― 全てが入った、小説ブログです。


::: 追憶の向こう側 :::




“昔は良かったね”と、いつも口にしながら

生きていくのは嫌だ… と、昔誰かが歌っていた。


「嫌だ」と歌われていることを、私はずっと思っている。


情けなくても、女々しくても、みっともなくても。


私は、昔が好きだ。

現在を生きながら、過去に生きている。

…じゃなく、過去に囚われている。


どう思おうと、誰にも迷惑を掛けていないのなら、

それで良いのではないだろうか?


それが、

人生や、心の支えになっているのなら。


どれだけ “前向きじゃない” と言われたところで、

今更、この考えは変えられないし、変えるつもりもない。


でも…

もしも、

この想いが、誰かを不幸にしているのならば、

私は、過去に生きることを止めよう。



季節は巡り、移りゆく。


熱い想いを呼び覚ます、深い黄昏の空。



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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。(*・ω・)*-ω-)) ペコリ
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