Ninja250Rでお出かけしたときの話です。
脇道から出てきた青いWRXが、ぼくの後ろにつきました。
主要県道をいくつか横切っても曲がることなくついてきます。
ところが、ふとミラーを見るといつの間にかいなくなっていました。
あれ?どこか曲がるような道、あったっけ?
そう思いつつ、しばらく走ったところで信号で止まりました。
ぼんやりと信号待ちをしていると、後ろから
「これ、落としましたよ」
と声をかけられ、キャリアにくくりつけていたはずのぼくのリュックを手渡されました。
ああ、後ろの人が親切な人でよかった。
バイクを端に寄せ、いそいそとリュックを積みなおします。
信号が変わり、後ろのハイエースを見送ります。
あれ?さっきの人じゃない。
そう思っていたら、ハイエースに続いて青いWRXが。
あ!さっきの人だ!
ぼくは頭を下げ、そのWRXを見送りましたとさ。
WRXの運転手さん、車を止めてリュックを回収してくれたんですね。
追いつかなかったらどうしよう?
そんな余計なことは考えず(考えたかもしれないけど)とっさに拾って追いかけてくれた、素敵なスバリストさんでした。