VANSのスニーカーHALF CABを買ってみた | こだわってるような そうでもないような

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テニスとバイク(Ninja 250R)の話を中心に、いろいろと。

VANS(ヴァンズ)のミドルカットスニーカーHALF CAB(ハーフキャブ)を買いました。

BMXをやっている方のブログで紹介されていて、良さそうだったので買ってしまいました。

 

VANS ハーフキャブ 全体像

この靴、アッパー(の外張り)がすべてスエード、ソールがゴムなのでかなり重いです。

その分なかなかに頑丈で、とくに足首まわりがスニーカーとは思えないくらいがっちりしています。

くるぶしの下あたりに縫い付けてあったラベルは外してしまいました。

 

VANS ハーフキャブ ソール

ソールのパターンは拇指球の辺りが蜂の巣状、それ以外が格子状になっています。

全体的に剛性が高めで外力には強そうですが、屈曲性はあまり良くありません。

ゴムらしい粘りがあってグリップ力は良いと思います。

滑りそうなことをしていないので、スケボーやBMXで十分かと言われると分かりません。

縁のゴムはコンバースのオールスターより丈夫そうですが、それでもアスファルトの上を歩いたらみるみる減っていきそうなので、普段履きには向かなそうです。

 

VANS ハーフキャブ 中敷き

インソールはまっ平らで、取り外しができないタイプです。

でも剥がしてしまいました。
剥がした下は芯材のような感じで、しっかりとしていました。
 
VANS ハーフキャブ 中敷きの断面

インソールは一番上、全面に2mmほどの柔らかいスポンジ層があります。

反発力が弱めなため、動きの中でのクッション性は良くありませんが、靴紐を締めると足がブレなくなります。

その下の踵〜中足部にかけてゴムっぽい層があり、全体の形を整えています。

かかと側を上げる傾斜がついていますが、感覚的にはまっ平らです。

土踏まずの盛り上がりもさほどではなく、こちらもまったく気になりません。

一番下は白いフェルトのような層は接着のための層でしょうか。

クッションフロア材に似たような質感なので、クッション性の底上げになっているのかもしれません。

 

全体として、スケートボード用シューズとしてよく考えて作られています。

ただ、ぼくには過ぎた代物なのではないかと思いはじめています。

 

見た目にずんぐりしていますが、同サイズのコンバース オールスターより前足部が狭く低いように感じます。

かかと周りはかなり広いのですが、足首にボリュームがあるのでぐらつく感じはありません。

安定感があり、踏む動きに強い反面、蹴る動きは苦手な印象です。

足裏の感覚はオールスターよりぼんやりしますが、剛性が高いためか感覚はつかみやすく、クッション性もオールスターより良いと思います。