6月限定で楽しめるお花ロードの牛曳山(うしびきやま)
2年前に初めて行った時は、それはそれは大雨に歓迎され
ずぶ濡れになりながら歩いた苦い思い出しかない・・・・
【日曜日はヨメナを見に行きたい】
と提案するあたしに
【えぇーーっ
もう今年は
ミヤマキリシマ
も見たし
花はそれで
いいじゃん・・】
と、庄原まで運転して行くのを断固として拒否するオーナー
しかし、ミヤマはミヤマでヨメナはヨメナ
その時にしか咲かない花を見に行きたいッ
おまけに心配してたお天気もあたしの見方をしてくれました
なので、
行くしかないっ
しょーーーっ
虫対策としての三種の神器を身にまとい
朝9時からヨメナロード目指して牛曳山登山スタート
朝こそ涼しかったものの、一足山へ入ればそこは熱帯林
強烈な蒸し暑さが一気に襲う・・・・
よって立ち止まった瞬間に襲ってくる大量のメマトイとブヨ
【うわーーーーっ めっちゃネットに虫がついとる】
気持ち悪くて、手ぬぐいでバシバシ振り払っても
メマトイはしつこく付いてくるんです
けどネットを被ってるので何ら問題はありません
しかし、こんな日に限ってネットを忘れたオーナーは
蚊取り線香をなるべく顔面に近いところにぶら下げて
自分なりに虫対策を行っていました
そうでもしないと、
集中してレンズと
向き合えないから
【まだ先は長いんよーーーーっ】
と先を行くあたしは、立ち止まってばかりのオーナーに声をかけるも
【先に行きよってえぇで~】
とレンズ越しにそう言って、無我夢中で写真を撮ってました
登山道を埋め尽くす小さなヨメナ
そのヨメナは終盤を迎えてはいたけど
それでもまだ十分見ごたえバツグンの満開状態で
あたし達を歓迎してくれました
これが有名な
ヨメナロード
なんです
腕を上げた
オーナーが
撮影した
渾身の一枚
登山道の両脇に蜜で咲き乱れるヨメナ
これが永遠と続くんです
傾斜もキツくないので歩きやすいし
気づけば目的地の牛曳山をとっくに通り過ぎ
縦走コースのルートへ合流しました
どうする・・・・
ここまで来たら引き返すのもったいないし
そりゃ~縦走するよねーーーーっ
と言う訳でさらに距離を伸ばし、次の山へ向けて進むも
やはりお花男子は
進まない・・・・
【そこはヨメナないよ】
と、忠告したら
【知っとるよ 違う花を見つけたんよ】
と言うが、あたしにはどこに花が咲いてるのかも分からない
【これ何の花かの~】
と言いながら撮影した花の写真があまりにもキレイで驚きました
いい写真撮る
じゃんかーーっ
珍しい花をみつけました
あッ・・・・あたしは小さすぎてみてないけどね
花びらが何枚にも重なった真っ白い小さな花
こんな花まで写真に収めるようになったオーナーは
いずれ、あたしより花に詳しくなりそうな予感・・・・
しかし、あたしも負けてはいません
アザミに止まる蝶々の貴重な写真に成功
スマホですけど
ねぇーーーっ
ほんの少しでも物音を立てたら飛び立つ蝶々
息を飲むようにそっと限界まで近づいて撮ったので
【ほれ どうよ】
と、自慢げに見せると
【まぁまぁじゃの】
と互いに評価
しあってばかりで
目的違いもいいとこ
その後もヨメナロードは続き、山ツツジやタニウツギなど
たくさんの花も咲いてて
スタートから2時間半があっという間に過ぎ
毛無山に登頂
広々とした山頂にはそよ風が吹いて
とても気持ちいいけど、日影が一切ないので
日サロするには
最適の
山頂です・・・・
その日差しを浴びながら、今回の山頂メシは
暑い時こそ
熱いものをーーっ
代謝を
上げろーーーーっ
はいッ カレーリゾットの完成です
事前に作り置きしておいたカレーに
白米とトマトとチーズを入れてメスティンで蒸すだけ
カレーのいい香りが漂う中
隣の登山者さんはどうやら焼き肉をしてたのか
そっちの方がいい匂いなんですけどーーーーっ
ちょうどお昼時だったので、たくさんの登山者さんが
お肉を焼いたり、お弁当を広げて休憩してました
そんな山頂で日傘片手にカレー食べてるのは
あたしだけでしたけどね・・・・
毎年秋になると紅葉目当てに訪れる県民の森
もちろん今年の秋も
見に行くよーーっ
行きはオーナーが運転
帰りもオーナーに任せようとしたら
【ナビ通りに走ってみ~】
と言うオーナーの指示で方向オンチのあたしが
ほぼ一人で運転して帰りました
そして自分で運転するからそこ気づいた事
庄原マジ
遠いわぁーーっ