文月の風景(「緑陰」) | かわせみ~四渓連~

かわせみ~四渓連~

四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

                

 

                    
 

 

 

                     「二十余樹 大緑陰を 成せりける」
 

                         <星野 立子>
 

       「緑陰に 三人の老婆 わらへりき」
 

                         <西東 三鬼>
 

     健康の維持管理のためには、ウォーキングは欠かせない。
 

     ▼だが、今年の暑気は厳しく、熱中症アラートが叫ばれる。
 

     対策は人様々だが、陽射しを避けて時間帯を早朝か黄昏迫る

 

     ころにするのも一つの方法だ。
 

     それに加えて、場所選びも求められる。
 

     幸いだった。
 

     ▼住まいの近くに、愛媛県指定記念物(史跡)の「東野(ひ

 

     がしの)お茶屋跡(あと)」がある。
 

     松山藩初代藩主ゆかりの史跡。
 

     今は、琵琶湖を模した池のほとりに「観音堂」が残り、周囲

 

     に3~400mの小径がある。
 

     ▼一帯には、ツリークライミングの「橡(くぬぎ)」や「栃

 

     の木」や「樫」「柴栗」などの大樹が樹林を作り、清涼感に

 

     あふれる。
 

     その樹林の一角で「鹿ノ子百合」がひっそりと咲く。
 

     「万緑叢中紅一点」というべきか。
 

     今日の歩行数 4,603 歩。キロ数にして約 3.0 。