終の棲家を愛媛県松山市の郊外に定めて久しい。
かつては田園地帯であったが、令和の今は住宅やマンション
が密集して様変わり。
その住まいの近くに、広大な敷地を持つ一人住まいの媼がい
る。
▼ふとしたことから知遇を得た。
先日のこと。
その媼が営む花園の前に通りかかる。
ラッキーだった。
目の前に今年もまた幾本もの「トリトマ」が並び立つ。
▼そばには、スマフォを手にした媼がにこやかに笑う。
挨拶を交わし、花茎の先にオレンジ色の花穂をつけた雄大な
姿を見上げる。
肉厚で細見のグリーンの葉を株元から出し、その間から1m
前後の花茎を伸ばす。
▼しばらく花談義。
原産地はアフリカで、和名は「赤熊百合(しゃぐまゆり)」
だという。
花の色は、赤・オレンジ・黄色のグラデーション。
教えを受けて目からウロコがポロリと落ちた。
今日の歩行数 4,612 歩。キロ数にして約 3.1 。