水無月の風景(「北条鹿島」partⅠ) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

     太平洋や日本海などいずれの海とも接することがなく、四方

 

     を他の都道府県で囲まれた県を「海なし県(内陸県)」とい

 

     う。
 

     栃木・群馬・埼玉・山梨・長野・岐阜・滋賀・奈良の8県が

 

     それ。
 

     ▼いずれの県にも職業人生を共にした仲間がいる。
 

     そのうちの一人、奈良市に住む仲間が「海が見たい」と愛媛

 

     県松山市にやってきた。
 

     改装なった道後温泉の湯に浸かり、ホテルの一室で盃を交わ

 

     す。
 

     ▼翌早朝、小さな船旅に出かける。
 

     目的地は、2005年に松山市に合併された旧北条市の沖合

 

     に浮かぶ「北条鹿島」。
 

     周囲は1.5km、標高114mの島だが、「伊予の江の島

 

     」とも呼ばれ、国立公園に指定されている。
 

     ▼渡船場に立てば鹿のオブジェを頂いた「渡し船」が現れ、

 

     3分ばかりでその島に着く。
 

     目の前にこの地出身の作家「早坂暁」と盟友の「渥美清」の

 

     句碑が建ち、天然記念物の「鹿島のシカ」が群れる。
 

     鬱蒼と茂った小藪の中で山野草を眺めながら山頂に向かう。
 

     (続明日)
 

     今日の歩行数 4,917 歩。キロ数にして約 3.3 。