水無月の風景(「大待宵草」) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

       「灯を消せよ 月見草には 月のあり」
 

                         <林原 耒井>
 

       「月見草 夢二生家と 知られけり」
 

                        <文狭 夫佐恵>
 

     日課のウォーキングは、健康の維持管理には欠かせない。
 

     ▼だが、日中の暑気は厳しく時間帯は早朝と夕闇迫るころに

 

     変更を余儀なくされる。
 

     そのことにより、嬉しい出会いもあるる
 

     先日のこと。
 

     公園近くの草むらの中に、数輪の黄の花が咲いていた。
 

     ▼月見草とも呼ばれる「大待宵草(おおまつよいぐさ)」だ

 

     った。
 

     大正ロマンを代表する画家でもあり、詩人でもあった竹久夢

 

     二が作詞した歌曲「宵待草」ゆかりの花。
 

     ♬ ~待てど暮らせと来ぬ人を宵待草のやるせなさ~ ♬
 

     ▼最近は希少となったこの花。
 

     花びらはハート形で4枚。
 

     大きくて直径が数cmくらいあり、そよ風に揺れる姿は風情が

 

     ある。
 

     夕方に花開き、朝になればしぼむ儚さが哀れを誘う。
 

     今日の歩行数 6,004 歩。キロ数にして約 4.0 。